氏名 | 大森 貴弘(OHMORI Takahiro) |
所属 | 常葉大学 教育学部 初等教育課程 |
職名 | 准教授 |
学位 | 法学修士 |
専門分野 | 憲法学 |
主な担当科目 | 法学(日本国憲法を含む) |
researchmap | https://researchmap.jp/read0141313(別ウィンドウで開きます) |
メッセージ
これまでは憲法学の統治機構の分野で権力分立を研究していました。特にドイツのニクラス・ルーマンの権力分立論について研究論文を書いてきました。これからは人権の分野にも研究領域を広げていきます。特に親の権利について研究をする計画です。この権利はドイツの基本法(憲法)では明文で定められていますが、日本では判例により導出されると考えられます。勉学意欲に満ちた受験生の皆さんが、入学してくれることを心から望みます。
主な研究業績および社会貢献活動など
(主な業績)
- Die Rolle der Staaten in einer globalisierten Welt ―Transformationsprozesse der Elemente und Funktionen― (Teil 1 – 3)
- The Graduate School Law Review No.111 (25)-(50)頁;No.112 (1)-(27)頁;No.114 (27)-(52)頁
- ニクラス・ルーマンの権力分立論――グローバル・コンテクストにおける応用可能性――早稲田大学法学会、早稲田法学会誌、第56巻、61-113頁
- 再びニクラス・ルーマンの権力分立論――民主制における権力循環――早稲田大学法学会、早稲田法学会誌、第57巻、1-47頁
- 権力分立論における政党の位置――三たびニクラス・ルーマンのシステム理論に着目して――早稲田大学法学会、早稲田法学会誌、第58巻2号、151-198頁
- 政治と行政の区別に関する一考察――ルーマン理論における政治システムの内部分化について――早稲田大学法学会、早稲田法学会誌、第59巻2号、1-28頁
- ドイツのVermittlungsausschuß(両院協議会)について―日独比較憲法のための予備的考察―常葉大学教育学部、常葉大学教育学部紀要、第35号、49-57頁
- ハンス・ケルゼンの思想的彷徨――ソフィストの相対主義からプラトン主義へ――常葉大学教育学部初等教育課程、常葉初等教育研究、第1号、84-94頁
- Staatenverbund:国家複合の概念――概念階層における位置及び適訳の探究
- 工藤達朗ほか編『戸波江二先生古稀記念 憲法学の創造的展開 下巻』29-51頁