氏名 | 渡辺 由貴(WATANABE Yuki) |
所属 | 常葉大学 教育学部 学校教育課程 |
職名 | 准教授 |
学位 | 博士(文学) |
専門分野 | 日本語学 |
主な担当科目 | 国語学概論、国語ⅠA・IB、古典文学講読、音声表現論 |
researchmap | https://researchmap.jp/ywatanabe(別ウィンドウで開きます) |
メッセージ
高校生の時、英語を勉強しようと短期留学に行ったのですが、そこで親切にしてくださった方々に、日本の言語文化についてうまく説明できなかったことがとても残念で、国語の勉強の方に目覚めた経験が今につながっているように思います。近年は、「語の連続」に着目して日本語を分析し、日本語の文法や語彙・表現が、現代に至るまでどのように変化してきたかについて、文献資料やコーパスデータを用いて研究しています。
主な研究業績および社会貢献活動など
- 「短単位N-gramからみた『天草版平家物語』と『天草版伊曽保物語』の表現の特徴」『コーパスによる日本語史研究 中古・中世編』ひつじ書房、2022年10月
- 「文末思考動詞と推量の助動詞―「と思う」と「べし」の類似性を中心に」『早稲田大学日本語学会設立60周年記念論文集 第2冊 言葉のはたらき』ひつじ書房、2021年12月
- 「洋学資料における文末思考動詞」『国文学研究』194、2021年6月
- 「短単位N-gramからみた『虎明本狂言集』と『天草版平家物語』の表現の特徴」『日本語文法史研究5』ひつじ書房、2020年11月
- 『シリーズコーパスで学ぶ 日本語の歴史』(田中牧郎編、分担執筆:第5章 室町時代)朝倉書店、2020年5月
- 『新しい古典・言語文化の授業―コーパスを活用した実践と研究―』(河内昭浩編、分担執筆:3.3 コーパスデータから見た古文教材における連語)朝倉書店、2019年1月