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教員情報

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井上 亘

職名教授
所属常葉大学 教育学部 初等教育課程
学位博士(史学)
研究分野日本古代史、情報技術史、出土文献研究

学歴

学習院大学人文科学研究科博士後期課程史学専攻修了、博士(史学)

教育歴(職歴)

(中国)南開大学日本研究院・外国語学院日語系外籍専家
(中国)北京大学歴史学系教授

担当科目

  • 社会ⅠA・B
  • 社会科教育Ⅰ・Ⅳ
  • 日本史概論
  • 日本史演習
  • 日本文化史概論
  • 地域史概論
  • 教材開発演習Ⅰ・Ⅱ
  • 特別研究

論文

※下記「著書」の論文集未収のもののみ掲げる

  • 「我とひとしき人しなければ」:『伊勢物語』初段憶見、呴沫集9号、1996.5
  • 大夫制冠位考、史聚32号(朋文出版、1999年版日本史学年次別論文集古代1に再録)、1999.1
  • 国司就任儀礼の特質、ヒストリア167号、1999.11
  • 古代の講学、古代国家の政治と外交、2001.1
  • 中国古代における情報処理の様態:漢代居延の簿籍簡牘にみる記録の方法論、東洋文化研究3号(論説資料保存会編、2001年分中国関係論説資料43号-3上に再録)、2001.3
  • 「冊書」の書誌学的考察:中国古代における情報処理の様態、古代文化54巻3号、古代文化54巻3号、2002.3
  • 古代の学問と「類聚」:宇多天皇宸筆『周易抄』をめぐって、日本律令制の展開、2003.4
  • 『切韻』がつくられた夜:「講学」補論、呴沫集11号(論説資料保存会編2004年分中国関係論説資料46号に再録)、2004.3
  • 『礼記』の文献学的考察:「冊書」としての『礼記』、東方学108輯、2004.7
  • 漢代の書府:中国古代における情報管理技術、東洋学報87巻1号、2005.6
  • 「内豊」篇與「昔者君老」篇的編聯問題(中文)、簡帛研究網站2005年10月16日、2005.10
  • 京都府立総合資料館所蔵学習院旧蔵書調査報告書、学習院大学人文科学研究所所報2005年度版、2006.3
  • 上博楚簡「内豊」与孟子思想(中文)、儒林第三輯(山東大学出版社)、2006.12
  • 上博楚簡「内禮」篇に關する一考察:「内禮」篇首章の解釋をめぐって、人文科学12号(大東文化大学人文科学研究所)、2007.3
  • 「擬古」と「信古」:戴震『与王内翰鳳喈書』をめぐって、人文科学13号(大東文化大学人文科学研究所)、2008.3
  • 「御体御卜」と『新撰亀相記』、東アジア文化環流第2号、2008.7
  • 〈動詞+付属語〉文節アクセント一覧表と解説、日本学研究19(北京外国語大学日本学研究中心)、2009.10
  • 国風文化新探、交響する古代、2011.3
  • 「なる」と「する」の体系:自動詞・他動詞の文化論的省察、日本学研究21(北京外国語大学日本学研究中心)、2011.10
  • 類聚的世紀:古代日本吸収中国文化的方法(中文)、文史哲2012年第5期、2012.9
  • 『日本書紀』之謎是否解開?(中文)、東亜視域中的漢文学研究、2013.2
  • 漢字文化圏的形成(中文)、科学中国人2013年第10期、2013.10
  • 古代日本的講学与其来源(中文)、北大史学第18期、2013.12
  • 「読者」与「講者」:『学令』先読経文条与古代講学(中文)、学術月刊第46巻1月号、2014.1
  • 「倭」から「日本」へ:日本のアイデンティティとしての二つの国号、日本のアイデンティティとアジア、2015.1
  • 津田左右吉の十七条憲法解釈と戦後歴史学、津田左右吉の人文学と中国(早稲田大学)、2016.3

著書

  • 日本古代朝政の研究(第一論文集・博士論文前半)、吉川弘文館、1998.10
     所収論文:朝賀行幸論、推古朝の朝政、大化の朝政、参議朝政考、朝礼の研究、朝政・朝議の形成と展開
  • 日本古代の天皇と祭儀(第二論文集・博士論文後半)、吉川弘文館、1998.11
     所収論文:「天武系」王権再考、元正政権論、光明立后の史的意義/天皇の食国、神祇祭祀と律令国家、元旦四方拝成立考、供御薬立制史考証、日本古代の国家と形象
  • 古代国家の政治と外交(共著・黛弘道編)、吉川弘文館、2001.1、pp.201-221.
  • 美濃国戸籍の総合的研究(共著・新川登亀男・早川万年編)、東京堂出版、2003.1、pp.165-203; pp.412-434.
  • 日本律令制の展開(共著・笹山晴生先生古稀記念論文集刊行委員会編)、吉川弘文館、2003.5、pp.203-241.
  • 古代日本の政治と宗教(共著・武光誠編)、同成社、2005.10、pp.91-137.
  • 郭店楚簡の研究(七)(共著・池田知久監修)、大東文化大学大学院、2006.3、pp.129-249.
  • 諧声符引き古音検字表附解説・図表:『詩経』をよむために(単著)、大東文化大学人文科学研究所、2006.3
  • 上海博楚簡の研究(一)(共著・池田知久監修)、大東文化大学大学院、2007.3、pp.130-159.
  • 上海博楚簡『彭祖』『内豊』『曹沫之陳』訳注(小寺敦・大西克也と共著)、出土文献と秦楚文化第3号(東京大学文学部東洋史学研究室)、2007.5
  • 日本古代史年表 下巻(共著・笹山晴生編)、東京堂出版、2008.5、一条朝(寛和2年~長和元年)担当。
  • 交響する古代 東アジアの中の日本(共著・石川日出志・日向一雅・吉村武彦編)、東京堂出版、2011.3、pp.326-342.
  • 日本書紀の謎と聖徳太子(共著・大山誠一編)、平凡社、2011.6、pp.71-115.
  • 東亜文化的伝承与揚棄(共著・王勇主編)、中国書籍出版社、2011.7、pp.133-45.
  • 虚偽的「日本」(第三論文集・中文)、社会科学文献出版社、2012.10
     所収論文:祭政新探、龍体占卜与『新撰亀相記』/日本古代的支配与軍力、日本古代官僚制的本質、大夫制的転変、国府与郡家/十七条憲法与聖徳太子、大化改新管見、律令官制成立史重探、「天武系」王権重探、『日本書紀』之謎已否解開/从遣隋使到遣唐使、唐人所見的古代日本、唐人所知的日本情報、虚偽的「日本」、「日本」国号的成立、国風文化新探、日本古典文化的成就/平安之春、公家之侍、武家之世/日本:国家・宗教・民族、中日文化交流的現状和課題
  • 東亜座標中的遣隋唐使研究(共著・王勇主編)、中国書籍出版社、2013.1、pp.187-200.
  • 中日文化交流両千年:回顧与展望(共著・徐勇・王暁秋主編)、社会科学文献出版社、2013.2、pp.71-82.
  • 東亜視域中的漢文学研究(共著・上海古籍出版社)、2013.2、pp.123-140.
  • 東方外交史中的日本(共著・魏楚雄・陳奉林主編)、厦門大学、2013.10、pp.45-57.
  • 偽りの日本古代史(第四論文集)、同成社、2014.12
     所収論文:十七条憲法と聖徳太子、大化改新管見、偽りの「日本」、「日本」国号の成立、『日本書紀』の謎は解けたか、『日本書紀』の謎は解けたか・再論
  • 日本のアイデンティティとアジア、法政大学国際日本学研究所・国際日本学研究叢書21、2015.1、pp.153-66.
  • 古代官僚制と遣唐使の時代(第五論文集)、同成社、2016.3
     所収論文:マツリゴト覚書/律令官制成立史再考、日本古代官僚制の本質、国府と郡家、「寄人」考、中国籍帳と御野国戸籍/唐から見た古代日本、倭習漢語としての国号「日本」、祢軍墓誌「日本」考、古代日本の講学とその来源、「変若水」考、御体御卜考/漢字文化圏の形成

学外活動・学外職

※学会報告・講演などは省略。
  • 早稲田大学日本宗教文化研究所兼任研究員
  • 法政大学国際日本学研究所客員所員
  • 明治大学古代学研究所兼任研究員・国際日本文化研究センター共同研究員
  • 早稲田大学文学学術院「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」共同研究員

所属学会

東方学会、出土資料学会

スポーツ実績・指導歴

  • 1982年度東京都陸上競技会2000m走4位
  • 講道館柔道初段
  • 1986~1987東京都立広尾高校陸上部コーチ

メッセージ

十年ぶりに日本に帰ってきて「学内カースト」なんて言葉が使われていることにビックリしました。いうまでもなく、カーストとはインドの過酷な身分制を指す言葉で、下層の民はカースト上位の僧侶が暮らす寺に入ることさえ許されない。そんな厳しい差別が日本の学校のなかに出来ていたのかと驚いたわけです。
日本人の心の習慣(ハビトゥス)には、その敬語にみられるような「内と外の論理」がありますが、世界のグローバル化により外が大きく開かれてゆくと、われわれは「不安」を覚えて内に引きこもり、そこに小さな世界を作って学内カーストのような秩序を求めるのかもしれません。そんな、外では決して通用しない掟のなかで自らの役割(キャラ)を演じていれば、自分の居場所があるように感じられる。不安は恐怖ですからね。
しかし「不安」は、安んぜず、とも訓みます。現状に安住しない心が、世界を変える力を生み出す。学生はまだ何にもなっていない替わりに、これから何にでもなりうる自由な存在です(年をとると、どんどん不自由になります)。その自由の代償が不安ないし不安定なのだといってもよい。
まあ、大多数の人びとは安定を求めるもので、自分はつまらない大人になってしまったと思っているのですが、その生き方が子どもに反映して「カースト」を作っているとしたら、日本の未来はどうなんだろうと思うわけです。

Don’t stay in the bad place where they don’t care how you are
~ David Bowie, Everyone says Hi

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