健康科学部静岡理学療法学科の中野渉准教授および中野聡子講師らの研究グループによる論文が、『Physical Therapy Research』誌に掲載されました。なお、本研究は京都府立医科大学との共同研究として実施され、J-MICC京都研究のデータを用いて行われました。
- 本研究では、移動能力が低下する状態である『ロコモティブシンドローム』と身体活動との関係について、2,890名のデータを用いて調査を行いました。
- その結果、65歳未満の女性では、中〜高強度の身体活動が多く、座位時間が短いことが、また、65歳以上の男性では高強度の身体活動が多いことが、ロコモティブシンドロームの予防に関連していることが明らかになりました。
- 息がはずむ運動や、さらに強度の高い運動を行うことが、ロコモティブシンドロームの予防に有効である可能性が示唆されました。
論文は、こちらからご覧いただけます。 『Physical Therapy Research』 (別ウィンドウで開きます) |