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学問との出会い・・・一聞(ひとぎ)き惚れ?


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Biochemistryは、生体分子を扱う科学

大学では、生物学を主に学びました。しかし、高校時代は理科の中では、「化学」には興味がありましたが、「生物」という科目はあまり好きではありませんでした。
私の通っていた高等学校では、生徒による発表授業が盛んに行われていました。そんな発表授業の一つ「保健」の時間に、私は薬や薬害のことについて調べ、発表したことがありました。このときに、「そもそも薬というのはどうやって体に作用するのだろう」という興味がわいたことを思い出します。
進路相談の際には、この経緯を担任の先生(英語科)に話したところ、「田代君のやりたいことは、バイオケミストリー(biochemistry)だね」と言われました。

バイオケミストリー(生物学BiologyのBioと化学Chemistryを合わせた学問、生化学Biochemistry)・・・この英語の響きが天啓のように私の心に落ちたのです。「そうだ、私はこの学問を学ぶために大学に行くのではないか」と思った瞬間でした。

恋愛のように“一目惚れ”ではなかったものの、ある意味“一聞き惚れ”だったかもしれません。
音の響きからその学問の名称が私の脳にインプットされてしまいました。
案外、学問との出会いって、そんなことがきっかけになったりもするのです。
皆さんにはどんな学問との出会いがこれからあるでしょう。楽しみですね。

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