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「タテヨコななめ」のつなぎ方の実践研究をしています


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現在、静岡県のコミュニティ・スクール連絡協議会の委員として、コミュニティ・スクールの導入に関わっています。コミュニティ・スクールとは、学校運営に保護者、地域住民などが参画する学校運営協議会が設置されている学校のことで、全国7,601校(令和1年5月1日現在)、学校設置者としては、全体の4割にあたる717市区町村及び22道府県の教育委員会(学校組合を含む)が導入しています。静岡県でも数年の間に、全県的に積極的に導入を図ろうとしています。幼保小連携に関わって、日本だけでなく、ニュージーランドやイギリスの実践についても調査研究をしてきましたので、学校園を巡る「タテヨコななめ」のつなぎ方を学んでいるといっていいのかもしれません。
ちなみに、文部科学省では、これからの教育施策として、「チーム学校」の前提として、また、「社会に開かれた教育課程」の実現に向けた学校の基盤づくりの前提として、コミュニティ・スクールを位置づけています。コミュニティ・スクールは、個々の学校がめざす教育の方針を家庭や地域と共有し、学校と家庭、地域の連携及び協働のもとに「社会総がかり」で教育活動を充実させ、地域を再生させようという取組みでもあります。実際に、コミュニティ・スクールの導入によって社会での多様な経験を踏まえた保護者や地域住民の温かく柔らかな「まなざし」が子どもたちを包み込み、子どもたちの自己肯定感の向上のみならず教師のやりがいにもつながっているようです。
県内各地のコミュニティ・スクールの導入や展開に関わりながら、私自身の故郷でもある静岡県の地域おこしに少しでもお役に立てたらと思います。

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