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椿 椿山 花鳥図画冊


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椿 椿山
1801-1854 (享和元-嘉永7) 年

花鳥図画冊

19世紀(江戸後期)
紙本淡彩、画帖、2帖(24面)
各47.0×22.5×14.0 ㎝



扇面は単に扇子として使われるだけでなく屏風に貼ったり画帖に貼ったりして楽しまれた。扇型という限られた画面の中に巧みに図柄を嵌め込んで構図のおもしろさと機知に富んだアイデアを楽しんだのである。また、小画面の花卉図としては折枝画という中国・南宋時代の画院の画家たちによる作品もある。これは折枝(せっし)つまり一枝の花を小画面の中に描くもので、これまた画帖として手にとって楽しんだものであろう。今日では多くは掛軸となっているが、もともとは手に取って楽しむのが基本であろう。
この作品は花鳥を得意とした椿山が24面の扇面に花や鳥を描いたものでアルバムとして見ると味わい深く楽しめる。

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