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福田半香 蘭亭曲水図


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福田半香
1804-1864 (文化元-元治元) 年

蘭亭曲水図

1840(天保11) 年
絹本着色、軸装、1幅
各123.0×48.7 ㎝



蘭亭曲水の会とは、中国・晋の時代に穆帝(ぼくてい)の永和9年(353)3月、謝安ら名士41人が蘭亭に会して禊(みそぎ)し、曲水に觴(さかずき)を流して詩を作ったことをいう。画面中央に蘭亭を置き、そこから曲水に觴が流れ名士が各所に坐っている。正面左上に「天保庚子年」とあるとおり天保11年(1840)半香33歳の作品である。若い時代であるだけに堅固な画面構成に濃密な着色を施している。若い時代の着色画の一例として貴重である。

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