4年間の学び

専門性を身につけた、幼児教育・保育のリーダーを育てます

保育者には今、総合的な保育技術に加え、さまざまな分野の専門性が求められています。本学科では創造的で感性豊かな子どもの教育を柱として、特に学びを深めたい分野を学生自らが設定し、自分の強みを身につけた、幼児教育・保育のリーダーとしての資質を養います。

カリキュラム

Close-UP Subject

発達心理学

ヒトが「発達」するとはどういうことでしょうか? 乳幼児期から成人期を通じて、いつ・どのような能力が育っていくのかを理解し、ヒトの育ちを支える視点について考える授業を展開します。

子どもの食と栄養

健康的な生活の基本となる食生活の意義を学び、子どもの発育・発達と食生活の関連性について理解します。

保育内容（造形表現）

子どもたちの豊かな創造力を育むことができる力を身につけるとともに、学生自身も表現する楽しみを味わうことを通して、豊かな「感性」と「表現」について学んでいきます。

保育者のための音楽（ミュージカル制作）

保育学科3年生が舞台で輝きます!

毎年7月、幼稚園・保育所の園児、高校生、関係者を招いたミュージカル発表会を開催し、授業の中でつくり上げてきた成果を発表します。このミュージカル制作を通して、創造的表現力の育成や、企画力・協調性・コミュニケーション能力・造形的技能など、保育者として必要な資質を養います。学生一人ひとりが子どもたちのモデルとなり、表現する喜びを大きな感動とともに体験します。

『トコトコのもり』プロジェクト

キャンパスあそび広場で子どもと遊ぼう

学生実行委員が企画・運営のリーダーとなる、草薙キャンパス『トコトコのもり』プロジェクトが2023年度から始まりました。近隣の幼稚園・保育所の子どもたちを招き、保育学部生と一緒にいろいろなあそびを楽しみます。自由あそび空間と、造形・音楽ワークショップの催しがあり、プロジェクトに参加する学生は保育者としての将来に向かって可能性を広げています。

公務員試験対策・就職支援講座

公務員採用試験突破の実力を養います

将来、公立の幼稚園・保育所・認定こども園への就職を希望する学生に対して、3年次から公務員試験対策講座を開講し、模擬試験や小論文の書き方、面接指導などを通じて、公務員採用試験を突破できる実力を養います。また、3・4年次には就職支援講座を開講しています。

常葉大学保育学部での実習の流れ

4年間続く実習！
1年次	体験実習【8月】まずは保育現場で、子どもと触れ合ってみましょう！
2年次	観察実習（保育所）【8月】保育実習Ⅰ（保育所）【2月】観察実習での子どもの理解を踏まえ、2年次の終わりには、いよいよ本格的な実習です！
3年次	保育実習Ⅰ（施設）【8月】教育実習（Ⅰ期）【9月】教育実習（Ⅱ期）【2月】施設実習で経験を積み、夏・春と同じ園での教育実習です。3年次は実習のピークですね！
4年次	保育実習Ⅱ（保育所）またはⅢ（施設）【5月】保育実習Ⅱ・Ⅲで実習の総仕上げです！

「絵本論Ⅰ・Ⅱ」（「認定絵本士」養成講座）

どんな科目？
「認定絵本士」は、絵本に関する深い知識や高度な技術、豊かな感性を備えた絵本の専門家です。この養成講座を修了すると、絵本専門士委員会事務局（国立青少年教育振興機構教育事業部事業企画課）から「認定絵本士」の称号が授与されます。絵本の魅力や可能性を伝えるなど、地域や職場での活躍が期待されます。
（※受講希望者多数の場合は選考となります）

知識を深める	技能を高める	感性を磨く
絵本の歴史・体系・ジャンルや絵本と教育の関係など絵本に関することについて、また、児童福祉や児童心理など子どもに関することを学びます。	子どもたちや保護者、また、地域の人々に絵本の魅力を伝えるため、手遊びや読み聞かせの手法や技術を習得し、絵本に関する専門スキルを身につけます。	子どもから大人までさまざまな人の気持ちに寄り添い、絵本の魅力を共有できるように、ホスピタリティなどについて学びます。