本論文では、人々が心の発達をどのように直感的に捉えているのかを、6カ国の成人を対象に検討しました。参加者は、『見る』『痛みを感じる』『推論する』『善悪を判断する』など40種類の心的能力について、それぞれ人生のどの時期に現れると思うかを複数の質問形式を通して回答しました。その結果、人々の心の発達に関する捉え方には一定の構造がみられ、比較的生まれつきの能力と捉えられる『知覚』次元と、比較的経験によって育まれる能力と捉えられる『内省』次元という二つの次元から構成されることが明らかになりました。この傾向は、日本だけでなく、オーストラリア、メキシコ、南アフリカ、英国、米国でも一貫して確認されました。
人々がある能力の起源や性質をどのように捉えるかによって、子どもへの期待や支援のあり方は変わり得ます。本研究は、親や教育者、研究者が子どもの能力をどのように理解し評価するのか、また社会が人間の成長の可能性をどのように捉えるのかを考える上で、新たな手がかりを提供します。
本研究成果は、国際査読誌『Psychological Science』に2026年6月26日付で掲載されました。
また、査読済み著者最終稿は、無料公開されています。
人々がある能力の起源や性質をどのように捉えるかによって、子どもへの期待や支援のあり方は変わり得ます。本研究は、親や教育者、研究者が子どもの能力をどのように理解し評価するのか、また社会が人間の成長の可能性をどのように捉えるのかを考える上で、新たな手がかりを提供します。
本研究成果は、国際査読誌『Psychological Science』に2026年6月26日付で掲載されました。
また、査読済み著者最終稿は、無料公開されています。
研究チーム
| 研究代表 | 名古屋大学大学院情報学研究科 孟 憲巍(もう けんい)准教授 |
| 共同研究者 | 就実大学心理学部 小國龍治 講師 昭和女子大学総合情報学部 仁科国之 講師 常葉大学保育学部 村上太郎 准教授 名古屋大学大学院情報学研究科 水野佑佳 博士前期課程学生 米ラトガース大学心理学部 Jenny Wang 助教 |











