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「からだサイエンス」に執筆記事が掲載されました/上村英記准教授


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成長期のスポーツ選手が肘関節外側部痛を訴える場合、肘関節の離断性骨軟骨炎を念頭に置く必要があります。なかには本症を発症していても疼痛を訴えない場合もあり、医療者はスポーツの程度(野球であればポジションや投球数、レベル)なども考慮し、臨床症状を確認する必要があります。本疾患を看過し、悪化させることで永続的な肘関節機能障害を生じさせる可能性があります。よって、医療者やアスレチックトレーナー、スポーツ指導者は、本疾患に対して深い知識と理解が必要です。写真は肘関節の超音波観察装置を用いた画像です。
本装置によって皮膚の表面から非侵襲的に軟骨や軟骨下骨を描写することが可能であり、柔道整復師の業務範囲として適切であるかの鑑別が行なえます(注:疾患の診断に用いることはできません)。
本画像は本学科の4年生が描出したものであり、新しいカリキュラムにも取り入れられております。

投球選手に起こる注意したい肘関節部痛, *上村英記*, 堀口忠弘,からだサイエンスVol.24(143):24-25.2018.


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