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生活に彩りを添える“作業療法”


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作業療法の仕事の範囲は、からだ(身体)の運動障害、気持ち(精神)のアンバランス、記憶(認知)の衰えによる生活障害、発達の障害など、様々な分野のリハビリテーションに携わります。
リハビリテーションはチームを作り、対象の方(医療であれば患者さん、福祉領域であれば利用者さん)、家族の生活の今や将来を考えて、「その人らしい生活」のサポートを考えます。
医療分野では、医師の指示の下、保険診療としてお金を請求することができますが、その分行為に対して結果と責任が問われます。福祉領域では、地域の中で支えることを多職種と連携して考えます。

私は発達障害(こども)の分野を中心に作業療法に携わってきました。こどもは、「遊び」が仕事です。こどもとの関わりは、遊びの中にどんな要素(支援・治療)を組み込めるかを工夫します。「遊び」は楽しく満足感がないと成立しません。一緒に活動していると、こどもたちの予想外の反応に、「こんな遊び方があるんだ」とびっくりしたり、「こんなことができるようになったんだ」と感心したり、とても楽しい時間です。
障害を抱えてしまい生活や気持ちがモノクロに感じられたら、作業療法士は少しでも彩を添えることができる職業だと私は感じています。

患者さんや対象者の方が「作業療法士に出会えてよかった」、と思えるような作業療法士を育てることができたらと日々教育の場に臨んでいます。

作業療法見学ツアー( 日本作業療法士協会)
(別ウィンドウで開きます)


作業療法の世界に興味ある方はのぞいてみてください。

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