浜松市の実証実験にて『出張！こどもむら』を開催しました／地域貢献センター HUVOC・保育健康学科

浜松市は公共空間である『The GATE HAMAMATSU跡地』に『森』を創設し、公共空間整備の機運醸成や今後の利活用について考える実証実験『POP UP FOREST』を実施しており、11月29日（土曜日）に本学保育健康学科の学生がその実験にイベント開催という形で協力しました。

『出張！こどもむら』と題したイベントでは、学内で集めた落ち葉やどんぐりを浜松の街なかに現れた“森”の空間にまき、子どもたちはその中を探し回りながらお気に入りの素材を見つけて、自分だけのオリジナルマントに貼りつけたり、また、どんぐりやウッドチップを使ったマラカスやカスタネットを制作し、作った楽器を使って音楽に合わせて演奏を楽しみました。その他、炭で火をおこし、マシュマロを焼く体験も行いました。参加した保護者からは、「自宅がIHのため子どもは火を見る機会がない。まちなかで自然体験ができてよかった」と話してくれました。
子どもたちはウッドチップの香りを楽しんだり、落ち葉に埋もれてみたりと、思い思いに自然とのふれあいを満喫しました。

同日には『トークセッション』も行われ、健康プロデュース学部保育健康学科の中村俊哉教授が登壇し、「まちなか公共空間を豊かにするためにしたいこと・できること」をテーマに意見交換が行われました。中村教授は、「子どものうちに檜の匂いを嗅ぐなど、五感を働かせる体験はとても重要である。子どもは体験を通して遊びを発展させていくため、浜松のまちなかにも公園ができるとよい」と話しました。
大学生との交流を目的に参加された方もおり、学生にとっても貴重な経験となりました。

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