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石川県珠洲市で災害支援活動に参加しました/地域貢献センターHUVOC


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8月23日(土曜日)と24日(日曜日)の2日間、浜松キャンパスおよび静岡草薙キャンパスの学生5名は、はままつna netが企画する『第57次隊災害支援活動』に参加し、能登半島地震の被災地、石川県珠洲市でボランティア活動を行いました。

珠洲市では災害から1年半以上経過したにもかかわらず、道路はひび割れ、土砂崩れで山肌が露出したままの場所が多くみられました。
また、海辺の道からは海底の隆起で岩や土がむき出しになったままでした。道路は通行できる状態にはなっており、復興への取り組みは進んでいるけれど、道半ばという状況でした。
学生たちは、山に隣接する小学校の側溝の泥かきと被災したお宅の家財の運び出し作業を行いました。泥のかきだしは、側溝の場所も深さもわからないほど土砂に埋もれており、発災前の写真と見比べながら作業を行いました。10cm以上掘り進めると金網が見え始め、金網付近の土は赤く錆びつき、時間の経過を感じました。

また、家財の運び出しをした住居はすでに解体日が決まっており、必要なものだけは運び出したいという家主さんの指示で最小限のものを段ボールに詰め込みました。そこには賞状や工作の作品など思い出の品物が埃をかぶっており時間の経過と生まれ育った方々の歴史を感じました。
活動に参加した古木美智子さん(健康栄養学科1年)は「テレビやSNSで見るものと自分が見た景色は全く違っていた」と話し、1年半以上たった現地の様子があまり知られていないことに触れ「継続的に支援を行うこと、関心を持ってもらうことが必要」だと語りました。

ボランティア活動は多様な方々との協業です。学生らはこの活動を通じ、災害への理解を深めるとともにコミュニケーションの大切さを学びました。


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