
「呼吸のひみつを探れ!」理科の授業実践の様子
10月某日、「職能開発と研修プログラム開発研究」の授業で、「知識構成型ジグソー学習」の手法を用いて、小学校6年生の理科「動物のからだのはたらき」の授業研究を行いました。現職院生が授業者となり、学部卒院生が児童役として参加しました。
「吸っている空気の中で、体に取り入れているのは何か」という問いをもとに、酸素・二酸化炭素・窒素の3グループ(エキスパート活動)に分かれ、それぞれの気体について実験しました。グループごとの探究結果はジグソー活動を通して共有しました。成果は、科学的探究に必要な実験器具の準備が十分に整えられていたこと、導入で体験的に呼吸を意識させ課題意識を自然に形成できたことが挙げられます。一方で、エキスパート学習で得た知見をホームグループに的確に伝えるための時間的配慮など、構成面での工夫が今後の課題として示されました。
「知識構成型ジグソー学習」を体験的に学ぶことで、授業構成の工夫や分析の視点、研修のもち方について多くの学びを得ることができました。授業者から「手応えを感じた部分もありつつ、課題も明確になった。再びジグソー型の授業に取り組む機会を探り、より一層研鑽に励みたい」という振り返りを聞くことができました。「自分自身を顧みて掘り下げる省察的実践家」としての姿勢も私たち院生の学びとなりました。この経験を今後の教育活動に生かしていきたいと思います。
現職院生 大橋 麻衣
「吸っている空気の中で、体に取り入れているのは何か」という問いをもとに、酸素・二酸化炭素・窒素の3グループ(エキスパート活動)に分かれ、それぞれの気体について実験しました。グループごとの探究結果はジグソー活動を通して共有しました。成果は、科学的探究に必要な実験器具の準備が十分に整えられていたこと、導入で体験的に呼吸を意識させ課題意識を自然に形成できたことが挙げられます。一方で、エキスパート学習で得た知見をホームグループに的確に伝えるための時間的配慮など、構成面での工夫が今後の課題として示されました。
「知識構成型ジグソー学習」を体験的に学ぶことで、授業構成の工夫や分析の視点、研修のもち方について多くの学びを得ることができました。授業者から「手応えを感じた部分もありつつ、課題も明確になった。再びジグソー型の授業に取り組む機会を探り、より一層研鑽に励みたい」という振り返りを聞くことができました。「自分自身を顧みて掘り下げる省察的実践家」としての姿勢も私たち院生の学びとなりました。この経験を今後の教育活動に生かしていきたいと思います。
現職院生 大橋 麻衣
関連リンク
-
学校教育研究科についてはこちら











