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NITS研修① 特別支援教育とスクール・マネジメント


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笹森洋樹先生の講演に傾聴している参加者の様子

 6月2日に、独立行政法人教職員支援機構(NITS)常葉大学センター主催の研修「特別支援教育とスクール・マネジメント」が開催されました。今年度初となる本研修には、教育委員会などから約60名が集まり、本学教授である笹森洋樹先生を講師に、これからの学校教育における特別支援教育についての講義が行われました。今回は、私たち学部卒院生も聴講という形で参加させていただきました。
 講義では、障がいのある児童生徒の自立と社会参加を目指した取り組みを含む「共生社会」の形成に向けて、学校教育が果たすべき重要な役割や、インクルーシブな教育システムの構想、そして子どもや保護者とともに学校がどのように協働しマネジメントしていくかについて、深く考える貴重な時間となりました。
 特に「合理的配慮は本人の必要感から」というお話は、児童生徒の自立を支える視点として印象に残っています。教師や保護者が支援を一方的に決定するのではなく、子どもの声に耳を傾け、合意形成を行いながら支援の足並みをそろえる必要性を、改めて強く実感しました。また、校内支援体制の構築・推進といった学校経営の視点からのお話もあり、終盤には、校内の支援体制について参加者同士で話し合う時間も設けられ、大変学びの多い研修となりました。
 講義終了後には、受講者全員に修了証書が配付されました。このような貴重な学びの機会をいただけたことに感謝するとともに、今後も教育の現場に必要な視点を広げていきたいと感じました。

学部卒院生1年 小長谷 泰雅                     

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