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アクションリサーチ(AR)Ⅰで学んだこと


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道徳での授業実践

 11月に実施したARⅠでは、自己課題として設定したアンガーログ(「怒り」についての記録)を活用した授業実践、個別支援の取組、さらに学校生活の中のさまざまな出来事から、生徒指導や児童理解の大切さをより深く学ぶことができました。
 今回、特に気づきを与えてくれた児童がいました。自分の思いや意見を口に出して伝えることがあまり得意でないのかなと感じた児童でした。そこで、その児童と接するときには、何をしたいのか、何を思ってそのような行動を取っているのかを憶測で決めつけずに、本人の言葉をじっくりと待って受け止めることを意識しました。そのようなやり取りを続けていると、児童は次第に自分が何をしたいのか、私に何をしてほしいのかを自分の言葉でわかるように伝えてくれるようになりました。さらに、その様子を見ていた周囲の級友たちがその児童に話しかけられる姿を見かけることが増えました。
 この経験から、児童の思いを受け止めることは、児童からの信頼を得るとともに、児童の成長や人間関係形成に僅かながらも良い影響を与えることがわかりました。また、児童の成長に関わるという教師の仕事のやりがいを実感することができました。


                  学部卒院生1年 笠井 翔悟 

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