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充実した大学院生の夏休み


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 9月を来週に控え,夏休みを終えた子どもたちは元気に登校していきました。真っ黒に日焼けをし,重たい荷物を抱えて歩く子どもたち,早く友達や先生に会いたいという気持ちともっと休みたいという気持ちが入り交じっていることでしょう。わたしたち大学院生も,もうすぐ夏休みが終わります。
 お盆の過ぎた頃,ある院生室ではエネルギーに関する授業についてストレートマスターの学生さんが真剣に話し合っていました。別の院生室では,現職派遣の院生がストレートマスターの学生さんに論文に関係する表の見方や分析の仕方を教えてもらっていました。夏休みであっても,院生室ではアカデミックな理論が展開されています。教職大学院では,私たち現職派遣教員も,ストレートマスターの学生さんからたくさんのことを学んでいます。また私たちも,議論の中で,ストレートマスターの学生さんたちに自分の経験から生まれた考えを伝えています。ストレートマスターと現職教員が共に学び,共に教え合い,高め合っていける大学院はとても素晴らしい研鑽の場所であると思います。
 私たち現職教員は,9月の始めに一週間,つくば市にある独立行政法人教職員支援機構(独立行政法人教職員支援機構は,国公私立学校の教職員に対する研修を行う国の機関で,養成・採用・研修の一体的改革を担う中核拠点である)で行われる,「学校組織マネジメント指導者養成研修」に参加させてもらいます。全国の管理職や指導主事などの先生方が参加する研修に,大学院生として参加させていただくことができ,とても貴重な機会を与えていただいたと感じています。
 この研修に参加するにあたって,現職教員8名は,それぞれの原籍校の特徴や良さ,課題についてKJ法で分類し,SWOT分析を行いました。それぞれの学校の良さや課題を共有する中で,自分では気づかなかった視点でもう一度原籍校について見つめ直すことができ,自分の学校でどんなことができるのかを考えることができました。私は,原籍校の良さである学校と地域の連携・協働について,さらによりよい方策について学んできたいと思います。きっと多くの学びがあることでしょう。全国の先生方に自分から積極的にかかわり,よいところをどんどん吸収していきたいと思います。そして,そこで学んだことを実践したり発信したりしながら,これからの教育実践に活かしていきたいと思います。
 夏休み最後の学びが充実したものになるよう頑張ってきたいと思います。(後藤 恵)

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