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授業紹介【実践的指導過程論】


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ストレートマスター1年の杉山葵です。
 梅雨の訪れを待ちに待ったかのように,毎晩,愉快なかえるの合唱が聞こえます。大学院生になって,早,2ヶ月。ストレートマスター1年生も現職派遣の先生方も,学び深い院生生活に慣れてきたところだと思います。
 大学院と学部との大きな違いは,何といっても授業内容です。それぞれの授業で課される課題では,どれも専門的な知識を要するため,授業に臨むに当たっては,まず大量の専門書を読み,自分なりに理解しておくことが求められます。その上で授業に臨み,ディスカッションを行います。大学院の授業は,授業方法も面白く感じます。テーマに沿って,受講者がペアやグループでディスカッションしながら授業を進めます。
 毎週金曜日の「実践的指導過程論」の授業では,授業担当者が事前に作成した指導案を持ち寄り,議題に沿った話し合いを進めていきます。前回の議題は,子どもたちが「基礎」を学ぶための具体的な手立てでした。私たちのグループでは,ストレートマスターの算数の指導案を基に,「基礎」を学ぶ工夫が授業場面のどの部分に,どのような活動として表れているのか議論しました。授業構成に着目をして話し合いを進めていく中で,学習後の子どもの姿をどのようにとらえるのかが非常に大切であることがわかりました。しかし議論はまだ十分尽くされているわけではなく,何となく検討が不十分ではないかというような感じを抱いています。このことについて今後学びながら検討していき,今後,自分の課題設定に反映させていきたいと感じました。
 このような授業で感じることは,経験豊富な現職派遣の先生方と,わずかの実習しか経験していない私たちM1とが同じ土壌でディスカッションし,同じ教育課題について検討する場は他では得られない貴重なものだということです。これからおよそ2年間,この経験を更に積み重ねていき,将来自分が向き合う教室の児童たちとの生活に反映させていけるようしっかり学んで行こうと思います。

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