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外国人児童教育観察実習に参加して


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児童に日本語を指導する

外国人児童教育観察実習に参加して

私は、外国人児童教育観察実習(9月7~8日実施)の中で小学2年生に対して国語の授業を行う機会をいただきました。授業を行うことで、自分への課題を多く見つけることができました。指示の曖昧さや、児童理解の足りなさ、教具のイラストの選定、板書とノートとの連動、読み書きを練習する場の設定、教材研究の浅さなど、多くの課題をみつけました。
本実習は、外国語科(外国語活動)の授業を児童に行うことに近いと思っていました。しかし、実際行ってみると、言語の壁を越えることの難しさを強く感じました。

これからの学校現場には、複数の言語による指導が教員の必要な資質・能力の1つとして求められると考えています。
そんな未来で現場に立つために、多様な言語にも触れながら、深い児童理解を行っていきたいと感じました。
日本語を上手に使用する児童に対してでも、深い児童理解は難しいのに、日本語が不自由な児童への児童理解はより困難を極めると思います。
しかし、外国人児童を理解することは多様な価値観を認め、より多面的なこれからの教育の在り方を模索することにも繋がると感じています。

本実習を通じて、児童一人一人が他者の多様な「良さ」を見つけ、そこから自己の「良さ」を感じることができるといった共生社会の根幹にあたる部分が少し見えたような気がしました。

学部卒院生1年 池谷 明恭

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