本学経営学部・安齋ゼミは、実際の現場で学ぶ『地域実践型フィールドワーク』を継続的に行っています。
2025年12月7日(日曜日)には、西尾市佐久島で実施された愛知県西尾市主催『里山整備活動(竹あかりづくり)』に参加しました。
2025年12月7日(日曜日)には、西尾市佐久島で実施された愛知県西尾市主催『里山整備活動(竹あかりづくり)』に参加しました。
◆ 今回取り組んだ『里山整備』とは
佐久島では近年、高齢化や人手不足により竹林の繁茂や里山荒廃が進み、環境保全の担い手不足が課題となっています。
里山は本来、島の暮らしを支える資源供給源であり、生態系・文化景観を形づくる重要な地域資源ですが、手入れが止まることで危険性や景観の悪化につながります。今回の活動は、失われつつある里山と人の関わりを再生する目的で行われました。
里山は本来、島の暮らしを支える資源供給源であり、生態系・文化景観を形づくる重要な地域資源ですが、手入れが止まることで危険性や景観の悪化につながります。今回の活動は、失われつつある里山と人の関わりを再生する目的で行われました。
◆ 当日の主な活動内容(12月7日)
- 竹林の整備(竹伐採):過密状態の竹を伐り出し、光環境と安全性を改善。
- 竹材の加工・運搬:加工場所へ運搬し、竹あかり制作に使用。
- 竹あかり制作:島の文化イベントで使用される竹あかりを制作し、資源循環を体験。
- 地域住民との交流:里山の歴史や課題を直接伺い、理解を深めました。


◆ 今回の学び
今回の里山整備活動は、自然環境と地域課題が密接につながる現実を体感的に理解する機会となりました。
学生たちは「手入れが止まると自然が荒れる」という事実を実際に体験し、里山の仕組み、地域の人口構造、資源の活用可能性などを多角的に学びました。
学生たちは「手入れが止まると自然が荒れる」という事実を実際に体験し、里山の仕組み、地域の人口構造、資源の活用可能性などを多角的に学びました。
◆ 2月14日〜15日にも佐久島で地域課題に挑みます
佐久島ESDプロジェクトに基づき、2026年2月14日(土曜日)〜15日(日曜日)に再び西尾市主催で佐久島を名古屋学院大学・岩本ゼミ、愛知工業大学・加藤ゼミと訪問し、今回の理解を踏まえて、地域課題調査・空き家問題・環境観察・企画づくりなど、持続可能な地域づくりに向けた学習を行う予定です。
本学では今後も地域と協働し、学生が現場で学びながら成長する実践型教育を推進してまいります。










