名古屋市短歌会館主催『令和7年度学生短歌・俳句展』において、短期大学部日本語日本文学科2年の浜田梨瑚さんが『最優秀賞』、藤野夏妃さんが『優秀賞』、坂田みのりさんが『入選』に選ばれました。
【最優秀賞】
| 街灯が照らす 夜雨のアスファルト 黒曜石のようにきらめく |
日本語日本文学科2年 浜田梨瑚さん
| <浜田さんのコメント> 雨の夜の帰り道、街灯の灯りがアスファルトに反射している様子から生まれた一首です。自分が歩くたびにアスファルトに映る灯りも動いて輝く美しさを詠みました。 |

【優秀賞】
お土産はその場で私を思い出し選んでくれた何よりの愛
日本語日本文学科2年 藤野夏妃さん
| <藤野さんのコメント> 友人からお土産をもらったときの嬉しさを短歌にしました。旅先でも相手を思い浮かべて選ぶお土産には、やさしい想いと愛情が込められていると感じます。 |

【入選】
傘の中 近づく距離と 濡れた肩 憂鬱な雨 やけに嬉しい
日本語日本文学科2年 坂田みのりさん
| <坂田さんのコメント> 雨の日の濡れた肩や傘の中の窮屈さは、憂鬱なものです。そんな憂鬱な時間も君と傘を分け合えるなら嬉しい時間に変わる、という淡い恋心を詠んだ歌です。 |











