グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



今年も国立駿河療養所の見学に行ってきました/健康科学部


ホーム >  News&Topics >  今年も国立駿河療養所の見学に行ってきました/健康科学部

2025年8月27日(水曜日)に、健康科学部看護学科の1年生5名と静岡理学療法学科の1年生 2名の7名と看護学科の教員、熊坂隆行教授・棟久恭子准教授・毛利智果講師・徳留静代講師・前田律子助教・望月絵里加助手の6名が御殿場市にある国立駿河療養所の見学に行ってきました。
日本ではかつて、『らい予防法』に基づき、ハンセン病の患者様を全国の療養所に強制隔離していました。駿河療養所もその一つでありました。
2001年の国家賠償訴訟(熊本地裁判決)以降、入所者のみなさんの人権が認められ、生活支援や名誉回復が国の課題となり、療養所は現在も追悼・慰霊・歴史継承の場として重要な役割を担っています。
入所者のみなさんはほとんどが70歳以上であり、加えて視力障害や四肢障害などのハンセン病の後遺症がある人が多いです。
学生と教員は、午前中、入所者さんから入所当時の様子や現在の生活についてお話し聞きました。午後は、展示室や居住地、礼拝堂、納骨堂などを見学させて頂きました。
ハンセン病問題は、医学的な病気の話だけでなく、隔離政策・差別偏見・人権侵害の歴史と深く結びついており、今回、教科書では伝わらない生の声を聞き、体験することができました。


ページの先頭へ戻る