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『もし、あなたが市役所の局長になったら』を開催しました/静岡基礎教育センター


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8月9日(土曜日)、常葉大学静岡草薙キャンパスにおいて、『もし、あなたが市役所の局長になったら』として『財政出前講座+SIMULATIONふくおか2035in静岡』を開催しました。これは、元福岡市職員でOffice aNueNue代表の今村寛氏が企画し、学修ピアサポーターと静岡市役所と富士市役所の自主研究会有志による実行委員が運営サポートしたものです。

『SIMULATIONふくおか2035』とは、少子高齢化が進む架空都市の財政が2035年までどのように変化していくかを体験し、その課題や対策を学ぶことを目的としています。具体的には、参加者が6人1班となり、それぞれ架空都市の局長として辞令を受け取り、限られた財源で様々な政策を決定し、1年ごとに状況が変化する中で、財政破綻を避けながら課題解決の予算案を作成します。さらに、作成した予算案は隣りの班員が議員役となって質問するなど、予算成立までの過程を体験から学べる仕組みになっています。

なお、静岡県内の大学での開催は、8年前の静岡大学以来2回目で、教育学部・外国語学部・経営学部・社会環境学部・造形学部や法学部の学生に加え、静岡大学や静岡県立大学を含めて計21人の学生が参加しました。社会人は、静岡県内の自治体職員を中心に、東京都、栃木県、山梨県や愛知県内の自治体職員、県議会議員や市議会議員を含めて計34人が参加しました。参加学生は、現役公務員等と政策を議論し、既存事業廃止時の説明責任や根拠についても一緒に悩んで決定する過程を学んでいました。
終了後は、参加学生から「市役所でインターンシップ経験があったが、行政の仕事の認識が大きく変わった」「説明責任を考える場面で、公務員の視野の広さと考えの深さを感じた」との声が寄せられました。参加公務員からは「学生の素朴な意見から新たな視点に気づいたことがあった」等の感想がありました。

今後も、『主役は学生』として学修ピアサポーター等とともに、変化する時代を見据えたキャリア教育など教育力の向上と学生支援の強化を推進していきます。


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