グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



留学生別科生ゲン エンコウさんが「外国人による日本語スピーチコンテスト」に出場/留学生別科


ホーム >  News&Topics >  留学生別科生ゲン エンコウさんが「外国人による日本語スピーチコンテスト」に出場/留学生別科

1月27日(日曜日)、本学留学生別科の留学生ゲン エンコウさん(中国人)が浜北区のなゆたホールで開催された「外国人による日本語スピーチコンテスト」に出場しました。
本コンテストは、浜北国際交流協会主催で、「日本語で意見を発表する機会を設け、日本語能力の向上を図るとともに、国籍や文化の違いを超えた相互理解・国際交流を深め、多文化共生社会づくりに役立てる」との趣旨で10年間続けられています。本学の留学生も過去に何度か出場してきました。
当日は、浜松市在住の、インド人、インドネシア人、フィリピン人、ベトナム人、スリランカ人、中国人の6カ国計12名が「浜松(日本)に住んで思ったこと」を共通テーマとして、各自でさらにテーマを絞り、3分半のスピーチと1分半の質疑応答を行いました。

ゲンさんは、「私の大切な日本の友達」というテーマで、日本でできた祖父母の年代の友人2人について熱く語りました。1人目はリサイクルショップの佐藤さんで、来日したばかりのゲンさんが日本語を間違えて何度も失礼なことを言ったにもかかわらず、優しくコストパフォーマンスのいい商品を紹介してくれたエピソードを紹介しました。そして、佐藤さんを「優しさを教えてくれた先生」と称しました。二人目はバイト先の大将の理子さんで、大病を抱えながら明るく常に前向きに生き、外国で学ぶゲンさんを励まし続けてくれたと話し、「生き方の先生」であると語りました。そして、この出逢いを大切にしながらも、今後は同年代の友達も作って、互いに学び合える関係を築いていきたいと締めくくりました。

優勝こそ逃しましたが、ゲンさんは発表後、多くの方からお褒めの言葉をもらったり、質問を受けたりし、留学生別科での、そして、浜松での大変いい思い出と経験ができたと話していました。当日は、浜松の別の日本語教育機関に通う高校時代の後輩2名が応援にかけつけ、旧交を深めたり、来場していたオイスカ高校のインド人留学生と友達になったりと、意義深い時間となりました。

ページの先頭へ戻る