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チャットGPT等の生成系AI(人工知能) 利用に関する対応について(お知らせ)


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令和5年5月12日

学生各位

副 学 長  安藤 雅之 
副 学 長  磯貝 香  
副 学 長  小田 寛人 
教務部長 笛木 茂雄 


チャットGPT等の生成系AI(人工知能) 利用に関する対応について(お知らせ)

 チャットGPT等の生成系AIについては、便利なツールとして、すでに利用している学生の皆さんも多いと思います。生成系AIはさらなる技術革新によってなお一層進歩し、私たちの日常生活に大きく貢献する可能性があります。その一方で、生成系AI の基となる情報は、すでにインターネット上に存在したデータであることから、著作権侵害や剽窃、あるいは個人情報漏洩のリスクなどが指摘されています。
 そこで学生の皆さんには、生成系AIの利用にあたっては、メリットとデメリットがあることを十分に認識し、以下の【生成系AIの利用の留意点】及び【成績評価の基本方針】を確認し、適切な活用をお願いします。
 大学とは、これまでの常識や知識では解決できない、未知の問題と向き合い、自らその解決策を求めて探求し続ける場です。そして、新たに得られた知見を積極的に発信していくところでもあります。生成系AIの不適切な使用は、このような大学の営みとは必ずしも一致するものではありません。皆さんには生成系AIの作成した文章等をそのまま受け取るのではなく、それらの情報を批判的な目で検証し、能動的に利用できる力をつけてほしいと願っています。
 なお、本学としては、今後も、国内外の高等教育機関の事例収集や学内での意見聴取等を行い、適宜見直しや検討を続けていきます。学生の皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。


【生成系AIの利用の留意点】
生成系AIは膨大なデータを収集して学習しています。
  • 意図的に作成された誤った情報・根拠がない情報も数多く含まれていることもあり、ハルシネーションな(事実と異なる)回答例を作成している可能性があることに注意しましょう。
  • 著作権侵害や剽窃は禁止された行為です。他者の著作物が数多く含まれていることもあり、知らず知らずのうちに著作権侵害や剽窃のおそれが生じることに注意しましょう。
  • 生成系AIが作成した文章の本意を捉え、更に他の考察を加えるなど、批判的思考を持ちながら自分自身の言葉で表現するという過程を重視しましょう。
  • 公表されたくない個人情報や機密情報等、入力した情報が意図せず流出・漏洩する可能性があるので注意しましょう。

【成績評価の基本方針】
 成績評価に用いられるレポート等を作成する際、生成系AIの出力例や検出ツール等で生成系AIの使用が確認された場合は、学生本人が作成したものではないため、不正行為に該当すると見なし、本学の諸規程(「定期試験における不正行為に関する取扱細則」や「学生懲戒規程」等)に則り、厳格な対応を行う。ただし、授業の内容により授業担当者の許可・指示の範囲内で、【生成系AIの利用の留意点】を意識して生成系AIを活用することを認める場合がある。

以上
本件担当
草薙キャンパス教務課 054-297-6133
瀬名キャンパス事務課 054-263-1125
水落キャンパス教務課 054-297-3202
浜松キャンパス教務課 053-428-7728

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