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2019年度長期留学だより⑦(カナダ編・B)


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このレポートを書くのもいよいよ最後の月となりました。
ビクトリアはまだ最高気温が10度を下回るほど寒い日が続いています。

先日は小学校を訪問して、私立のある小学校で小学生たちと遊ぶという機会がありました。
私の班は日本人の小学生に人気のある「なんでもバスケット」を紹介しました。
4回戦やりましたが、
1回1回終わるごとに子供たちが 楽しかった や もう1回やりたい!と私たちに言ってくれ、
Thank youではなく、ありがとうと日本語で伝えてくれました。
子供と遊ぶことは楽なことではないので不安もありましたが、
子供たちのこのような言動がとても嬉しかったです。

今学期の授業も終わりにさしかかり、
毎日課題やプレゼンテーションの準備、小テストで忙しい日々を送っています。
授業では、45分間のグループプレゼンテーションの準備をしています。
このプレゼンテーションは他クラスの前で発表をします。
私のグループは旅行がテーマなので、
日本、中国、韓国での有名なもの、また独特な文化などについてを紹介する予定です。
このプレゼンテーションは、ただプレゼンするのではなく、
聴く側の生徒も私たちのプレゼンに関与できるような工夫が必要とされています。
私のグループは日本、中国、韓国に関するインタビューを数人にし、
その結果の紹介、プレゼンの最後にクイズを出題したり、
ディスカッションクエスチョンの時間を設けたりする予定です。
私のグループメンバーは日本人、韓国人、中国人で構成されており、
お互いの国に関して意見交換しながらプレゼンを作り上げることができているので楽しめています。

1月から1ヶ月間かけて一冊の本を読み、
毎週内容についてグループごとで確認しあうbook clubと言う活動をしてきました。
先日は、その本についてのグループプレゼンテーションがありました。
私が読んでいた本はTHE HATE U GIVEという黒人差別に関する物語です。
黒人差別について考えたことはあまりなかったのですが、
この本を読んでまだ世の中には差別を受け、被害にあっている人もいることをまずは知ってもらい、
解決していくことが大切だと改めて感じました。

選択授業の1つとして音楽の授業を履修しています。
毎回違う歌を学び、歌詞の中で新しい単語やイディオムがあると、
その単語を使って自分たちで文を作るというアクティビティもしています。
またskitといって、自分たちが紹介したい曲の歌詞に合うような寸劇をし、
そのあとにその歌を歌うという活動もありました。

rock the boat, push each other
past their breaking pointという
イディオムを使っての例文作り

バンクーバーの
観光地の1つ、
スチームクロックです

日本人が経営する居酒屋で

硬式テニス

Family Art Eventの
ボランティアとして
仕事をしました

2/29-3/1の1泊2日で、ショート留学でビクトリアにきているなおさんと
バンクーバー旅行にいきました。
有名な観光地や日本人が経営する居酒屋、落ち着いた雰囲気のカフェなど
たった2日間でも充実した旅行になりました。
お土産を探している時や、カフェに行った時に
優しい店員さんに助けられたり、いいサービスを受けたりしました。
私は日本でアルバイトとして接客業をしていたことや、将来接客業に就きたいことから、
どのような接客が人を喜ばせるのか、考え直す機会にもなりました。

先日、ホストマザーに突然、
私が帰国してしまうことを考えたくない、本当に寂しいと言われました。
そこで、時間がある週末には
ホストマザーとパブに行って、話をしたり、お酒を楽しんだりしています。
ホストマザーとは帰国後の話、学校生活の話、
日本での話ビクトリアの好きなところ、どこに行きたいかなど様々なことを気軽に話せます。

また、ホストマザーの趣味である硬式テニスの練習風景を友達と見にいった際に、
実際に体験もしました。
私は硬式テニスをしたことがなかったのですが、
ホストマザーやホストマザーの友達に教えてもらいながら、楽しくプレーすることができました。

2/17はカナダの新しい祝日、Family dayでした。
私は当日はFamily Art Eventのボランティアとして仕事をしました。
私の仕事は、子供たちが作った作品を入れる紙袋に、デコレーションができるブースにいました。
はさみでいろんな型を作ったり、折り紙を折ったり、
子供たちに作りたいと言われたらデコレーショングッズを説明したりと忙しい1日でしたが、
多くの家族がこのイベントを楽しんでいる様子が見れてよかったです。

7ヶ月の留学生活も残り20日ほどとなりました。
最後は悔いのないよう、勉強し、ホストファミリーや友達と過ごす時間を楽しみ、
サポートしてくれている方々に感謝しながら生活してきいたいと思っています。
(池田)
先月から始まったVillage Projectで、
私のグループはJames Bayと言われるダウンタウンを含む村を調査しました。
実際に自分たちが気になるお店や観光地を訪れ、
James Bayに住んでいる人たちにJames Bayの魅力等をインタビューしました。

私の担当はビジネスで、
ビクトリアで最も古いレストランと言われているThe Bent Mast、
本屋さんとカフェが合体したJames Bay Coffee & Books、
ビクトリアで3番目に古いThe James Bay Hotelについて調べました。
ビクトリアに来て半年経ちましたが、
ダウンタウン以外でこんなにも魅力的な場所があるなんて知りませんでした。
先週の水曜日にクラスの前でプレゼンを行ったのですが、
そこでも他のグループのプレゼンを聞いて、
ビクトリアの素晴らしさを再確認すると共に、
まだまだ訪れるべき場所がたくさんあるなと感じました。
次の月曜日には他のクラスも見に来てくれ、最後のプレゼンをします。
緊張しますが、James Bayの魅力を伝えられるよう頑張ります。

毎週火曜日にあるBook Clubではもう全ての章を読み終え、
来週は自分たちが決めたワンシーンを実際に演じて、ビデオを撮ります。
私のグループは”THE RAINMAKER”という本を読んでいるのですが、
私たちが演じるシーンは法廷の場面で、法律の専門用語や裁判の流れなどを覚えないといけません。
難しいとは思いますが、そのキャラクターになりきって頑張って演技します。
最後の授業でピザやお菓子を食べながら、他のクラスも混ざり鑑賞する予定です。
毎週木曜日にあるリスニングの授業では、Uvicの先生が作ったテキストを使って授業を行っています。
毎週一章ずつやるのですが、その章の中に出てくる新出単語を事前に予習して、
木曜日にクラスでチェックしてから聞きます。
内容は、若者のカップルの話なのですが、出でくる単語は日常生活の中でとても役立ちます。

クラスの前で
village presentationを行いました。

book clubをやっている様子

オーロラを見ました!

2月の三連休に世界で最もオーロラが見える場所と言われているイエローナイフへ行きました。
日中の気温は約−30度、夜は-36度まで下がりました。
現地に行くまで知らなかったのですが、
オーロラは肉眼で見ると、ほぼ白で雲の様にしか見えません。
私たちが写真やテレビで見るオーロラが緑である理由は、
カメラが人間の目では見えない光の波長を捉えることができるからだそうです。
また、雪が降っていると暖かい証拠だからオーロラを見ることが出来ないよと、
ガイドさんに言われました。
初日の気温は−31度だったのですが、少し雪が降っていて、
オーロラをはっきりと見ることができませんでした。
オーロラが見えるレベルは1~5段階あるのですが、
2日目、3日目はアクティブと呼ばれるレベル4のオーロラが観測され、
カーテンのように動くオーロラを見ることができました。
オーロラが良く見える時間帯は、23時~深夜2時頃で、
出現するのを待っている間は、カナダの先住民が食べていた、伝統的なパンやスープを食べたり、
カップラーメンやタオルを凍らせて待っていました。
まつ毛も髪の毛も凍る程極寒でしたが、満天の星空の下で寝転がってみるオーロラは本当に最高でした。
日中は市内観光に行ったり、犬ぞりを体験したりして充実した三連休を過ごすことができました。

カナダでもコロナの感染者が増えてきて、uvic以外の学校は休校となっています。
私たちも思うように動くことはできませんが、残り2週間悔いのないよう頑張ります。
(森崎)
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外国語学部では、学生たちと担当教職員とが密接に連携しつつ海外プログラムを実施しています。当然、学生の安全確保は最重要事項であり、最近の新型コロナウイルス感染の拡大については、各地域の状況に応じて、帰国も含めた対応をとっています。
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