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2019年度長期留学だより⑦(カナダ編・A)


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ついにこのレポートを書くのが最後の時になりました。
楽しい日々はあっという間に過ぎ、もう半年が経ったことが信じられません。
カナダで過ごせるのが残り一か月をきり、
留学前の自分や、充実した留学生活、また帰国後の日本での生活を考えることが増えました。

まず初めに留学前の自分を振り返りたいと思います。
今と比べて、留学する前の私はほとんどインプットの勉強ばかりで、
実際にどれほどの英語力があるのかですら自分で把握できていませんでした。
さらに、英語で会話するべき場面で、
口に出す前に言いたい文を頭の中で何度も文法チェックや発音の確認をして、
のどまで準備できているのに自信を無くし声に出すことを妥協していました。

約半年間カナダで英語漬けの生活を送り、
リスニング・スピーキング・ライティング・リーディングのすべてのスキルが確実に上がりました。
リスニングとスピーキングのスキルは
主に友人、先生、ホストファミリーとのコミュニケーションによって伸ばせたと思います。
常に自分が持っているアイデアはなるべく口に出して共有するように意識して生活し、

授業でのリスニングテストを受けた際は目で追いながら、
聞き取るために必ずスクリプトを用意してリビューしました。

ライティングとリーディングは
アカデミッククラスを取り始めてから、頻繁にパラグラフやエッセイの課題をこなし、
アウトラインをしっかり作ってから書き始めることが
長文を書く際にとても助けになることを学びました。
今まで長文を書くにおいて内容がそれてしまうことが大きな自分の欠点だったので、
これからはアウトラインに時間をかけて作ってから書き始めようと思います。

リーディングでは、限られた時間にメインポイントをつかむ練習を沢山しました。
自分の欠点として長文を読んだ際に作者が何を伝えたいのかわからず、
なんとなく内容は理解したつもりでも誰かにそれを説明することがとても苦手でした。
ですがこれを機にメインポイントをつかむことを意識しながら読むことができるようになり、
以前よりリーディングに対する気持ちが前向きになりました。

日本に帰ってから、ここで学んだ全てのことを生かして残りの二年間を充実させ、
今あるモチベーションをこのまま保てるように努力したいと思っています。
英語以外でも、日本を離れて初めて気が付いた日本文化の素晴らしさや、
自分らしくいることの大切さを忘れずに生活していきたいです。

最後に、この留学を支えてくれた全ての人に感謝すると同時に
成長した姿を見せられたらいいと思っています。
(中島)

ルームメイトとゴルフコースへ

ジョンレノンの車

橋の近くの夕焼け

ビクトリアに来て、前学期に比べて今学期は毎日がどんどん過ぎて、
日本に帰るまでもう1ヶ月を切りました。
クラスが忙しく、遠くへ遊びにいく時間はあまりとることができないので、
家の近くのゴルフコースに散歩に行ったり、
ホストファミリーと映画を見て家ですごしたりすることが多いです。

2月17日は family day という祝日で、
家族向けに開かれた子供のアクティビティイベントの手伝いをしました。
私は colour painting のブースで、
版画のようにして子供たちが自分の好きなように絵を描いていくのを、手伝ったり説明したりしました。

先月訪れたRoyal BC Museum では、
世界各国から応募のあった wild animal の写真コンテストの勝者の作品が飾られています
(wildlife photographer of the year exhibit)。
著作権の関係で写真を撮ることはできませんでしたが、
10代から大人まで、カテゴリーは白黒のものや植物、social issue など様々あり、
素晴らしい写真ばかりでした。
エントランスには、ジョンレノンの車が飾られていました。

授業中の活動として、ひとつ大きなプレゼンテーションを終えました。
3人1グループによる45分間のプレゼンテーションで、
全員が希望するトピックを選んでプレゼンを行うというもので、
私たちグループのトピックは school and education でした。
メンバーは韓国、中国出身だったので、私たちは3か国の学校の違いを比較しました。
義務教育や学区制度、学校祭や給食、制服など
さまざまな観点から、国によっての違いについてプレゼンをしました。
同じアジアの国でも、日本国内でも決して同じではないということが分かりました。

他には、ボランティア活動として、
3月21日と22日に行われる予定だったバレエコンサートのポスターを配って歩く活動にも参加しました。
残念ながら映画館やコンサートホールは閉鎖されるので、公演は無くなってしまいましたが、
良い経験ができたと思います。

ウイルスに関しては、ビクトリアでも患者さんがいらっしゃいます。
ホッキーゲームやバレエ公演など250人以上が集まるものは中止になったり、
大学の授業もオンラインになるかもしれないと言われています。

穏やかな町で、庭に桜の木を植えている人がいたり、橋の近くから見る夕焼けは絶景です。
自然が豊かなビクトリアで、あと少しの時間を大切にしたいです。
(水野)
カナダ長期留学もあと少しになりました。

2月の終わりに
仲の良いマンスリーを取っている友達達が帰ってしまい、
エアポートまで行きお別れをしました。

その時はカナダからみんなを見送る側で見ていましたが、
1ヶ月後には自分は見送られる側になるのかと感じ、
このカナダ長期留学での日々を振り返って見ました。
新しい友達との出会い、そして別れ。
辛いこと、楽しいこと、悔しいこと、嬉しいこととこのカナダ留学で色々な事を体験し、
色々な感情にさせられたなと思いました。

授業外はとても充実した日々を送っています。
ルームメイトと1月頃から仲が深まり、学校や、家で話すのはもちろん、
一緒に飲みに行ったり、パーティーに一緒に行ったり、とても楽しい日々を過ごしています。

先日は今のクラスメイトとAirbnbで家を借りてパーティーをしました。
私たちのクラスメイトの国籍は7カ国からなっています。
なのでそれぞれの国の料理を振る舞うつもりでしたが、
なかなか難しかったので、韓国ラーメンと冷凍食品を食べました。
ペルー人のクラスメイトがペルーからピスコというお酒を持ってきてくれたので、
彼がペルーで有名な「ピスコサワー」というお酒を振る舞ってくれました。
その時初めてピスコサワーを飲みましたが、とても美味しく、
何杯も飲みたくなってしまうようなお酒でした。

また、最近は自然に触れ合う機会が多くなったと感じます。
マウントダグラスに登ったり、海や湖へ行ったりし、とてもスッキリした気分になれます。

授業では、先日ちょうどAnnotated Bibliographyが終わり、
今はとてもリラックスした気分になれています。
私は「どうやってバイリンガルはニカ国語を区別できるのか?」というテーマでリサーチをしました。
本、雑誌、ウェブサイト2つの、計4つの資料を使って調べました。
リーディングと要約が大の苦手な私からしたら、このプロジェクトはとても大変でしたが、
やり遂げた達成感と、自分の成長にとても良い気持ちになりました。

あと少しの時間しか残っていませんが、
自分がどう行動するかでこの留学の濃さが変わるので、
質の高いものにしていきたいと思います。
(藁科)

スワンレイク

マウントダグラス

日本料理屋で頼んだ寿司

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外国語学部では、学生たちと担当教職員とが密接に連携しつつ海外プログラムを実施しています。当然、学生の安全確保は最重要事項であり、最近の新型コロナウイルス感染の拡大については、各地域の状況に応じて、帰国も含めた対応をとっています。
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