グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



2019年度長期留学だより⑦(台湾編)


ホーム >  外国語学習支援センターブログ >  2019年度長期留学だより⑦(台湾編)

台湾で長期留学する価値

6ヶ月間の留学生活も残すところ2週間となりました。
近頃は、新型コロナウィルスや就職活動が始まったこともあり、
慌ただしい日々を送っています。
今回の報告記事では、6ヶ月間の留学生活を授業と生活の二つの観点から振り返りましょう。

まず、授業についてです。
6ヶ月間の授業によって、自らの中国語能力はかなり上がったように感じます。
初めて授業に出たときは、先生が話していることは一切わからないという状態でした。
しかし、現在は先生の話すことはほぼすべて理解できます。
もちろん先生は学生の知らない語彙の使用を避けて話をしているものの、
話す速度に関しては、台湾人が普段話す速度と変わりありません。
また、台湾に来る前は、中国語を話そうとすると、
まず頭の中で言いたいことを日本語で考え、語彙を中国語に変換し、
文法に照らし合わせるというプロセスがありました。
そのために、発言や返答に一定の間が生まれてしまっていました。
しかし、今では、授業中の発言や普段の会話において、その間はかなり減ったように思います。
比較的簡単な内容であれば、わざわざ日本語に変換する必要がないからです。
さらに、難しい内容の会話であっても、直接的ではないにせよ、
今までに学んだ語彙や文法を使って説明するという能力が備わってきたように感じます。
当初は不安に感じていた繁体字にもすっかり慣れて、
逆に帰国後、簡体字で学ぶことに不安を感じるほどです。

次に生活についてです。当初は初めての寮生活ということで、不安もありました。
しかし、授業が終わった後も中国語を練習する機会があることや、
勉強熱心なルームメイトの姿が良いプレッシャーとなり、
一人で生活するよりも有意義なものになったと思います。
当然、4、5人が同じ部屋で生活するわけですから、時には揉めることもありました。
しかし、それすらも自分を成長させる経験となったように感じます。
また、寮の外でも台湾の食文化や交通事情、さらに台湾人の国民性などに触れ、
旅行で訪れただけでは絶対にわからない、
住んでみてことやっとわかるということがたくさんありました。

総じて、今回の台湾留学は私にとって非常に価値のあるものとなりました。
中国語に関しては、帰国後もできる限り中国語に触れる機会を作り、継続して学んでいきます。
また、台湾での生活や経験などを、報告会等を通じて常葉大学へ還元していく所存です。
残りの2週間思い残すことが無いように生活していきたいです。
(小栁)

「マスクを購入するために薬局に並ぶ人々」
新型コロナウィルスの影響で、
台湾でもマスク不足が続いている。
台湾ではマスクは全て政府が買い上げており、
薬局に身分証明書を持っていくと、
1週間に1人あたり2枚から3枚を購入できる。
当初は朝9時に薬局に並ぶことで手に入った。
その後、仕事や学校で購入できない人のために
予約購入できるアプリも開発されている。
台湾政府のフットワークの軽さ、
そして対応の早さに驚くばかりである。

「貓空のケーブルカー」
台北動物園の近くの観光スポット。
ケーブルカーに乗って
山の上まで行くことができる。
山の上には茶芸館が多くあり、
お茶と景色を楽しむことができる。


マスクを買うための行列

台湾のコロナウイルス対策

とうとう留学生活最後の報告書となりました。今、世界でコロナウイルスが騒がれています。
台湾はコロナウイルス対策の先導を切り、数々の強力な防疫対策を実施してきました。
そこで今回は、台湾で生活して気づいたコロナウイルス対策について、4つの場面から紹介しましょう。

① 学校の休校
コロナウイルスの感染が広がり始めると、
政府から学校の休校を命じられ、台湾の学校が休校になりました。
私が通っている語学学校は休校にならなかったものの、
マスクを着用しての授業参加が求められました。

② マスク事情
どの国でも発生したように、2月初めには国民によるマスクの買い占めが始まり、
マスクの購入が困難となりました。
しかし、政府の政策によってマスクの購入が実名制となり、
購入は7日間に1人あたり2枚までと規定されました。
近くの薬局で購入できるとはいえ、とても長い行列に並ぶ必要があります。
また、台湾人は予防意識が非常に高く、公共の場ではほとんどの人がマスクをしています。
逆にマスクをつけていないと、奇異な目で見られることもあります。
私もバスでマスクを着用していない時に、運転手や他の乗客に注意されたことがあります。

③ 体温計とアルコール消毒
百貨店や学校などの建物の中に入るには、体温測定とアルコール消毒が必要です。
入口には警備員が立っており、体温測定をしなければ中には入れません。
宿舎では、毎日体温を測るように求められています。

④ 隔離生活
この3月から多くの学生が韓国からやってきます。韓国では新学期が3月から始まるためです。
感染症危険度レベルが高い韓国から来た学生は、
中華民国政府の指示により隔離施設で14日間を過ごし、
ウイルスへの感染がない場合、ようやく学校の寮に住めて学校にも行けます。
隔離生活全般、つまり隔離施設の用意、空港から隔離施設への送迎、
食事の運搬を学校が対応するそうです。

台湾がここまで感染者を抑えることができたのは、政府の対応のおかげであり、
それ以上に国民の意識の高さのおかげでしょう。
コロナウイルスの蔓延をきっかけに貴重な体験をしています。
振り返ると、この6ヶ月間にとても充実した留学生活を送ることができました。
この経験を帰国後の生活に活かしていきます。
(杉山)
**********
外国語学部では、学生たちと担当教職員とが密接に連携しつつ海外プログラムを実施しています。当然、学生の安全確保は最重要事項であり、最近の新型コロナウイルス感染の拡大については、各地域の状況に応じて、帰国も含めた対応をとっています。
**********

ページの先頭へ戻る