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2019年度長期留学だより⑤(韓国編)


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새해 복 많이 받으세요!
明けましておめでとうございます!
 
今年は、留学先であるキョンヒ大学で出会った友人と一緒に新年を迎えました。
年越しの夜は、マイナス10度まで冷え込みました。
しかし、多くの人々は外に出て友人や家族と一緒に楽しんでいる様子を伺いました。
韓国は日本と異なり旧正月であるため、年越しからのお正月にかけての連休はないようです。

今回の記事では、私の寮生活についてご紹介したいと思います。
私は、大学の寄宿舎にルームメイトと一緒に生活しています。
ルームメイトは、トルコ人のラビアという女性です。
彼女とは、留学して二学期目から一緒に暮らすようになりました。
私たちが意思疎通するために使用している言語は、”韓国語”です。
そのため、大学から帰宅してからも韓国語をアウトプットできる環境が必然とあるため
、今まで苦手であったスピーキングの分野に対しての苦手意識が低くなりました。
この経験から、留学される方は海外の方と生活することをお勧めします!
初めての海外生活で日本人以外と生活することに不安を抱く方もいらっしゃるかと思いますが、
言語の上達のために留学の機会を活かして挑戦してみることが良いかと思います。

私が、トルコ人のラビアと生活していて幸せだと感じる時は、一緒に食事をする時です。
ラビアがルームメイトになる2ヶ月前までは、日本人の30代女性と生活していました。
その女性も素敵な方でしたが、お互いの生活習慣が異なっていたため
別々に食事をすることが主でした。
そのため、久しぶりに誰かと食事を共にすることに幸せを感じました。
また、ラビアがトルコ料理を振舞ってくれるため、
食事を楽しむだけでなく異文化を学ぶこともできるので非常に満足しています。
実際にトルコでよく朝食として食べられている料理を振舞ってくれました。
料理名は特に無いそうなのですが、家庭で頻繁に作られているそうです。
材料は、ジャガイモ・きのこ・卵・唐辛子・塩のみです。
必要な材料は少ないですが、唐辛子のピリッとした辛さと卵のやさしい風味、
そして野菜の甘みが加わって本当に美味しいです!!
トルコ料理には、唐辛子をよく調理の時に使われる食材だそうで、
「トルコ人は全員と言っても良いほど唐辛子が好きだ」と言っていました。
他にも、チーズやオリーブオイルの実を朝食と一緒に食べるそうです。
また、トルコでは、野菜や果物はキロ単位で安く購入できるため、
韓国に来てから物価の高さに驚きが隠せなかったそうです。

ラビアと発表授業の課題に取り組みました

実際にラビアが作ってくれた朝食

寮の様子1

寮の様子2

イスラム教についても教えてもらいました。
私が、以前に抱いていたイスラム教のイメージは、「厳しく、息苦しいもの」でした。
なぜなら、宗教のしきたりが多いと中学・高校で学んだ経験があったり
テレビなどの媒体を通してそう知ったことだあったりするからです。
例えば、食事制限(豚肉・飲酒禁止など)や
肌を見せないように隠す女性の服装、断食などです。
私は、宗教のしきたりに背かないよう生活をした経験がないため、
イスラム教の制限されている生活に窮屈さを感じていました。
しかし、イスラム教信者であるラビアの話を聞いてイスラム教へのイメージが変化しました。
なぜなら、イスラム教の教えは必ずしなければいけないのではなく、
「自分で選択できる」と知ったからです。
例えば、肌を見せないように隠す女性の服装です。
イスラム教と聞くと、ヒジャブの服装(スカーフで髪と首を隠している服装)
をしている女性が多いと想像する方が多いのではないでしょうか。
しかし、実際は異なり、そういった服装をするかしないかを自分で選択できるそうです。
実際にラビアは、ヒジャブをつけずに私たちと同様の服装で外出しています。
しかし、イスラム教の教えを自分で選択できるのは、国ごと異なるそうです。

以上のように留学先で海外の方と生活すると、
言語の勉強になるだけでなく異文化を直接学ぶこともできるため、
留学を準備している方や留学をしたいと考えている方は挑戦してみてほしいなと思います!

寮の様子3

寮の様子4

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