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2019年度長期留学だより②(台湾編)


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台湾に来て感じた勉強不足

9月24日(火)に台湾へ着いてから、今日でちょうど3週間です。
本報告では今日までの3週間の流れ(手続きなど)、
授業、寮生活、気が付いたことの4点について書きましょう。

1つ目は、3週間の流れについてです。
空港に到着して入国した後、まず、携帯電話のプリペイドSIMカードを購入しました。
6ヶ月間インターネット無制限でNT$3,800(13,000円ほど)でした。
とても安く驚きました。
翌日は、入寮手続きがあり、NT$2000のデポジットを払いました。
寮の部屋には机とベッドが一緒になったものがあるだけなので、
寝具や食器などを自分で揃えなければなりません。

9/27(金)にオリエンテーションがあり、その場で寮費と授業料を支払いました。
オリエンテーションでは、ビザの延長やクラスの編成についての説明がありました。
次の週の9/30(月)から授業が始まり、今に至ります。
 
 

桃園空港にて

授業の様子

2つ目に授業についてです。私は初級のクラスに入りました。
そのクラスには、日本人と韓国人の学生しかいません。
もう少しグローバルなクラスを想像していました。
しかし、漢字を書けるという共通の長所があるため、
授業は会話と文法が中心で行われ、他の初級クラスよりも早く進んでいます。
当初は簡体字から繁体字に慣れることや、
台湾特有の中国語(自転車:自行车が腳踏車であったり、
トマト:西紅柿が番茄であったり)のあることに苦労したものの、
徐々に先生の話す中国語が聞き取れるようになってきました。
とはいえ、やはり日本での勉強不足を、特に会話やリスニングの面で痛感しています。

3つ目に寮生活についてです。
私たちの部屋は5人部屋で、現在は私を含め4人の学生が生活しています。
もう一人の常葉大生の他に、インド人学生とベトナム人学生と同室です。
ほとんど一人きりの時間はなく、その日に授業で学んだ内容や自国の話題などで会話が絶えません。
現在はまだ英語でコミュニケーションをとっており、
いずれは中国語でコミュニケーションをとっていきたいです。
寮では料理が禁止であり、キッチンもないので、基本的には外食です。
台湾は外食でも日本ほど高くないので、問題はありません。
ただし、栄養の偏りには注意しなければならないでしょう。
最後に台湾で3週間生活してみて気付いたことを書きます。
まず、気付いたことは、日本のものが本当に多いことです。
食べ物、生活用品、レストランなどで日本製や日本産のものを見ない日はありません。

また、個人的な興味で言えば、レンタサイクル(Youbike)の利用率の高さに驚きました。
日本でレンタサイクルと言えば、観光地を回るための手段としての利用が一般的です。
しかし、台湾では通学や通勤、買い物など普段の交通手段として利用されています。
この利用率の高さは何に起因するのか。引き続き調べていきたいと思います。

総じて、まだまだ英語に頼りながらの生活ではありますが、
中国語が話せるように努力する次第です。
また、自分の興味関心に基づき、様々な場所に足を運びます。(小柳)

Youbike

留学生活の始まりと気づき

台湾に来て3週間ほどが経ち、台湾での生活にも慣れてきました。
初めは6ヶ月分のSIMカードの申請や、宿舎の入居手続き、
語学学校の入学手続きなどがあり、英語も中国語もわからない私はとても苦労しました。

宿舎はインド人、ベトナム人、小柳さん、私の4人部屋です。
私は外国の方と生活するのが初めてであり、とても新鮮です。
宿舎の場所は観光客が多い台北市ではなく、新北市にあります。
そのため、外に出ると台湾人の日常生活に触れることができます。

クラスは9人の少人数クラスで、日本人と韓国人しかいません。
先生がとても笑う人で、いつも先生の笑い声が教室中に響き渡っています。
学校まではバスで通っています。
バスはたったの15元であり、台湾の公共交通機関の安さにとても驚きました。

また、銘傳大学の学生が
マンツーマンで外国人に中国語を教えるという制度があり、私も申請しました。
その学生とテレビ通話で話をしたり、直接会って勉強したり、
ご飯に連れて行ってもらったりしています。
先日は麻辣火鍋の店に連れて行ってくれました。
 
 

宿舎の様子

宿舎周辺の様子

麻辣火鍋

台湾独立のスローガンを掲げた旗

観光地の台北101にも行ってみました。
そこで「我是台灣人,不是中國人」という
台湾独立のスローガンを掲げた旗を目にしました。
かつて日本では「ソロモン諸島とキリバスが台湾と国交断絶」
などというニュースを見ましたが、
実際に台湾の街や観光地に出て歩いてみると、
例えば台湾独立に関する意欲や意見を実際に見ることができ、
とても興味深く思いました。

台湾人はおしゃべりな人が多く、
私は一人で外にご飯を食べに行くと、
店の人に必ず私がどこの国の人なのかを聞かれます。
こうした出会いを大切にして、
台湾の人々とたくさんコミュニケーションをとりたいです。
どこの国の人なのかを聞かれないように、
中国語の学習に励みます。(杉山)

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