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教員情報


若松 大祐

NAMEWAKAMATSU, Daisuke (Mr.)
職名准教授
所属常葉大学 外国語学部
グローバルコミュニケーション学科
学位博士(学術)
研究分野  現代台湾地域研究、中国近代思想史、近代東アジア政治史
メールdwakamatsu(@を挿入) sz.tokoha-u.ac.jp
関連サイトresearchmap(別ウィンドウで開きます)
若松大祐と美麗島(別ウィンドウで開きます)

学歴

2000年3月 同志社大学 文学部 文化学科 哲学及び倫理学専攻 卒業
2004年3月 (台湾)国立政治大学 大学院文学研究科 歴史学専攻 修士課程 修了
2010年9月 東京大学 大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻 博士課程 単位取得満期退学(博士(学術)、2014年)

教育歴(職歴)

2001年12月-2005年3月 (台湾) 中央研究院 社会学研究所 非常勤助手
2005年4月-2007年3月 日本学術振興会 特別研究員DC2
2006年9月-2007年7月 (中国)北京大学 歴史学系 高級進修生
2006年7月-2007年8月 (台湾)中央研究院 近代史研究所 訪問学員(前の12か月間は、人文社会科学Ph.D. Candidate育成計画の対象者として)
2009年4月-9月 (台湾) 国家図書館 漢学研究中心 外国人研究者来台漢学研究計画 外国籍学者
2009年10月-2010年3月 (台湾) 中央研究院 近代史研究所 訪問学員(11月からは、交流協会日台交流センター日台研究支援事業派遣研究者として)
2010年9月-2011年3月 (台湾) 国立政治大学 歴史学系 訪問学員(中華民国外交部台湾奨助金の対象者として)
2011年4月-2014年3月 日本学術振興会 特別研究員PD(京都大学 大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
2011年11月-現在 立命館大学社会システム研究所客員研究員
2013年4月-2015年3月 京都学園大学 非常勤講師(「東洋史概説」、「東洋史」を担当)
2014年4月-2015年3月 京都大学 学際融合教育研究推進センター・アジア研究教育ユニット 研究員(特別教育研究)
2014年4月-現在 立命館大学 非常勤講師(「戦争の歴史と現在」を担当)

担当科目

  • 中国語(2017年度-現在)
  • 世界の宗教と民族(2018年度-現在)
  • 中国語会話(2015年度-2016年度)
  • 世界と日本(2015年度-現在)
  • 世界の宗教(2016年度-2017年度)
  • 国際関係論(2015年度-現在)
  • 日本語文章表現(2015年度)など

資格・免許

高等学校教諭1種免許状(公民)

論文

  • 「現代台湾史における蒋介石『民生主義育楽両篇補述』(1953年)」、日本孫文研究会(編)『孫文とアジア太平洋―ネイションを越えて』〔孫中山記念会研究叢書Ⅶ〕東京:汲古書院、2017年11月、pp.160-179。
  • 「現代台湾史における甲午戦争と乙未戦役:中国の命運から台湾の命運へ」(《特集》近年における日清戦争に対する「歴史認識」をめぐって)、『東アジア近代史』21号(東京:東アジア近代史学会、2017年6月)、pp.37-55。
  • 「現代台湾史の重要人物としての蔣介石」、陳來幸、北波道子、岡野翔太(編著)『交錯する台湾認識:見え隠れする「国家」と「人びと」』〔アジア遊学204〕東京:勉誠出版、2016年12月、pp.9-20。
  • 「アジアの孤児と異域の孤軍――現代台湾社会の多元性を見直すために」、内田隆三(編著)『現代社会と人間への問い:いかにして現在を流動化するのか?』東京:せりか書房、2015年11月、pp.71-95。本稿は下記の論文を大幅に改訂したものである。「現代台湾史における泰緬孤軍イメージ:本土化の不徹底を示す一事例」、『社会システム研究』29号(草津市:立命館大学社会システム研究所、2014年9月)、pp.59-94。
  • 「蒋介石『中国のなかのソ連』(1957)の歴史観:台湾から米華相互防衛条約を基礎づける」、『現代台湾研究』第44号(大阪:台湾史研究会、2014年3月)、pp.1-22。
  • 「中華民国の自己像と雑誌『光華』:中華児女から新台湾人へ(1976-1999)」、『現代中国研究』第30号(大阪:中国現代史研究会、2012年3月)、pp.46-67。
  • 「戦後台湾蒋中正時代的官方歴史叙述:従民主陣営到民主憲政」〔戦後台湾の蒋介石時代における官製歴史叙述:民主陣営から民主憲政へ〕、曽一士(総編)『中山思想與両岸社会文化発展』台北:国立国父紀念館、2010年12月、pp.167-192。
  • 「実事求是の態度と中華民国史の研究:現代中国の唯物史観における方法的転回」、『社会システム研究』21号(草津市:立命館大学社会システム研究所、2010年9月)、pp.1-35。
  • 「蒋経国時代所公告的歴史叙述:著重與蒋介石時代差異的分析」〔蒋経国時代に公示されていた歴史叙述:蒋介石時代との違いに注目して〕、台湾教授協会(編)『中華民国流亡台湾60年曁戦後台湾国際処境』台北:前衛、2010年4月、pp.399-434。
  • 「日本時代台湾的官方歴史叙述1937-1945」〔日本時代の台湾における官製歴史叙述〕、許立一(編)『全球主義与両岸社会政経文化変遷』金門:金門県社区大学、2009年12月、pp.329-341。
  • 「美国研究在亜太地区:戦後日本的国際学術交流」〔アジア・太平洋におけるアメリカ研究:戦後日本の国際学術交流〕、『思与言:人文与社会科学雑誌』vol.45:no.2(台北:思与言雑誌社、2007年6月)、pp.181-231。
  • 「1950年代初期中国的馬克思主義与基督教共同発起三自運動」〔マルクス主義とキリスト教との共催:1950年代初期の中国における三自運動〕、彭明輝、唐啓華(主編)『東亜視角下的近代中国』(台北:国立政治大学歴史学系、2006年9月)、pp.49-81。
  • 「官製の修史と個人の自叙:1950年代後半台湾における蒋介石と張学良」、『近代中国研究彙報』27号(東京:東洋文庫、2005年3月)、pp.57-80。
  • 「自叙『雑憶隨感漫録』中的両個叙述者張学良」〔自叙伝『雑憶隨感漫録』における二人のナレーター・張学良〕、胡春恵、薛化元(主編)『近代中国社会転型与変遷』台北:国立政治大学歴史系、香港:珠海書院亜洲研究中心、2004年5月、pp.663-678。
  • 「張学良在『西安事変懺悔録』所表現的正当化」〔『西安事変懺悔録』に現れた張学良の正当化〕、胡春恵、呉景平(主編)『現代化与国際化進程中的中国社会変遷:第三屆両岸三地歴史学研究生論文発表会論文集』上海:復旦大学歴史学系、香港:珠海書院亜洲研究中心、2003年4月、pp.47-55。
  • 「西安事変期間日本輿論界爆発的『中国再認識論』:日本主要雑誌的報導分析」〔西安事変期間に日本の輿論で勃発した『中国再認識論』:日本の主要な雑誌の報導を中心にして〕、胡春恵、周恵民(主編)『両岸三地歴史学研究生論文発表会論文集』台北:国立政治大学歴史系、2001年12月、pp.33-50。
  • 「張学良思想研究:擺脱神話嘗試」〔張学良思想研究:神話を脱却する試み〕、張徳良、周毅(主編)『張学良国際学術研討会論文集』香港:香港同沢出版社、2000年10月、pp.627-640。


  • [総説]「台湾 (2012年の歴史学界--回顧と展望)」、『史学雑誌』122編5号(東京:史学会、2013年5月)、pp.244-246。
  • [総説]「戦後台湾における陳紹馨と実験室台湾」、『新明社会学研究』13号(東京:新明社会学研究会、2009年10月)、pp.56-64。
  • [総説]「近代中国基督教史研究的両種文脈:以戦後日文著作為中心」〔近代中国キリスト教研究の二つの脈絡:第二次大戦後の日本語著作を中心に〕、『近代中国基督教史研究集刊』vol.7(香港:香港浸会大学歴史学系、2006年/2007年)、pp.52-67。
  • [総説]「中国学在台湾--本国研究あるいは外国研究? (特集 シノロジー(古典中国学)の現在) -- (世界の中国学)」、『中国21』vol.23(愛知:愛知大学現代中国学会、2005年12月)、pp.57-74。


  • [翻訳] 陳慈玉(著)、若松大祐、今井就稔(訳)「統制経済と市場秩序:戦時無錫地域の製糸業1938-1943」〔第八章;統制経済與市場秩序:戦時無錫地区的製糸業1938-1943〕、古田和子(編)『中国の市場秩序』東京:慶応義塾大学出版会、2013年2月、pp.227-262。
  • [翻訳] 周婉窈(著)、若松大祐(訳)「台湾議会設置請願運動についての再検討」〔台湾議会設置請願運動再探討〕、『岩波講座 東アジア近現代通史 第5巻:新秩序の模索1930年代』東京:岩波書店、2011年5月、pp.216-241。
  • [翻訳] 張志強(著)、若松大祐(訳)「生死、道徳、革命:清末の「志士」の理念における個、社会、道徳」〔生死、道徳、革命:晩清「志士」理想中的個体、社会與道徳〕、『東アジアの死生学へ/ 東亜的生死学:日中国際研究会議』〔機関誌死生学研究 特集号〕東京:東京大学大学院人文社会系研究科グローバルCOEプログラム「死生学の展開と組織化」、2009年3月、pp.132-165。


  • [書評]「『現代台湾政治を読み解く』(若林正丈著 研文出版)」、『中国研究月報』69巻12号(814号)(東京:中国研究所、2015年12月)、pp.29-31。
  • [書評]「山田辰雄、松重充浩(編著)『蒋介石研究:政治・戦争・日本』」、『植民地研究』27号(東京:日本植民地研究会、2015年6月)、pp.62-67。
  • [書評]「呉燕和著、日野みどり訳『ふるさと・フィールド・列車:台湾人類学者の半生記』、風響社、2012年11月刊、325頁、3000円」、『現代中國研究』34号(大阪:中国現代史研究会、2014年3月)、pp.63-69。
  • [書評]「ショウカイセキのリップンチェンシン?:黄自進主編の三種資料集をめぐって」、『NEWS LETTER』vol.16(東京:近現代東北アジア地域史研究会、2004年12月)、pp.62-66。

著書

  • 赤松美和子、若松大祐(編著)『台湾を知るための60章』〔エリアスタディーズ147〕東京:明石書店、2016年。
  • [資料編纂] 鍾淑敏、陳姃湲、曽文亮、曽品滄、賀安娟、費徳廉、若松大祐(編)『台湾史研究文献類目2013年度』台北:中央研究院台湾史研究所、2014年12月。
  • [資料編纂] 林玉茹、陳姃湲、曽文亮、曽品滄、賀安娟、費徳廉、若松大祐(編)『台湾史研究文献類目2012年度』台北:中央研究院台湾史研究所、2013年12月。

学位論文

  • 「現代台湾における官製歴史叙述:中国革命史観と台湾本土史観の連続的理解に向けて」東京:東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士論文、2014年3月。
  • 「雙重面相:1950年代後半張學良的自叙」台北:国立政治大学文学院歴史学系碩士論文、2004年3月。
  • 「張学良の実践的原理としての「体諒」」京都:同志社大学文学部文化学科哲学および倫理学専攻卒業論文、2000年3月。

学外活動・学外職

2012年3月9日~18日 第七回大阪アジアン映画祭
  • 「セデック・バレ」(賽德克•巴萊、2011年、台湾)他
    挨拶やトークでの通訳を分担

2013年10月24日~26日 京都ヒストリカ国際映画祭
  • 「ジャッジ・アーチャー」(箭士柳白猿、2012年、中国)他
    トークでの通訳を分担

所属学会

  • 中國近代史學會(台湾)
  • 台湾史研究会
  • 中国現代史研究会
  • 日本中国語学会

読書会案内

  1. 現代アジアの文学 [主催:常葉大学外国語学部外国語学部教員有志]
  2. 『日華文化交流史』[主催:常葉大学学内共同研究費 (平成29-31年度)「『日華文化交流史』とその時代~~木宮泰彦の研究成果を常葉大学の授業で活用する試み」]
    →関心ある方はこちらへ「若松大祐と美麗島」

メッセージ

 歴史を書くことと政治を司ることという両者の関係から、最近100年ほどの東アジア世界の歩みに関心を持っています。もともとは満洲の張学良に興味を持ち、そこから張学良が第二次世界大戦後の台湾で、蒋介石に向けて展開した西安事変(1937年)についての弁明を考察しました(卒業論文、修士論文)。さらに、第二次大戦後の台湾で国家が半世紀以上にわたり、国民に向けて描き示してきた歴史なるものを、研究しました(博士論文)。さて、そもそも人間は自らの歴史叙述が抱える偏りを、どこまで認識できるのでしょうか。
 常葉大学では『日華文化交流史』(1955年刊。もとは『日支交通史』1926-27年刊)への講読を通じ、上記の問いへの解明に少しでも接近したいと考えています。