
デザインスキルを活かしながら
神棚の販売と販促に挑戦
当社は神棚・神具の専門店。私はお客様に向けて神棚の販売をしています。カスタマー業務とデザインを担当し、これまではオンライン店舗の運営を行ってきましたが、この6月からは卸売課の一員として、お取引企業様との商談、販売を行っています。デザイン業務は引き続き担当しており、商品のパッケージ・POPの制作や新商品の開発なども行っています。

さまざまな工芸に触れて気づいた、
伝統を守り伝えたいという想い
常葉大学では自分のコースの科目以外にもさまざまな表現方法を学ぶことができます。私はデジタル表現デザインコース(現 デジタルコミュニケーション領域)に所属していましたが、デザインだけでなく陶芸や木工、藍染めなどさまざまな表現方法を学ぶ中で、伝統を守り現代に伝えていきたいという、自分の想いに気がつきました。静岡木工に入社したのも経営理念に掲げている “「感謝」と「祈り」に秘める日本の心を受け継ぎ伝え、平和な未来に貢献します” という一文に強く惹かれたからです。
常葉大学で学んだ技術はオンライン店舗でのバナー作成やページのコーディング、新商品パッケージの作成だけでなく、取引先に向けたPOPの提案にも役立っているほか、何よりも「この会社で神棚文化を守り、継承したい」と言う思いの柱の一つにもなっています。


Beyond the Existing(既存)
変えられるものは変えて
守るべき文化を継承したい
神棚と言えば神社のお社のような古き良き形が一般的ですが、私の勤める静岡木工ではそれ以外にも、現代の洋風の住宅に調和する「モダン神棚」と呼ばれる商品を展開しています。変えられるものは変え、残すべきものは残して、文化を継承していくという話を聞いたのも、この会社に入社したいと思った大きな要因です。私も既存の枠から一歩飛び出しながら、守るべきものは守り、文化を継承していきたいと考えています。また、文化の継承と同時に営業マンとしても、既存を越え、新しく、利益に繋がる良い提案ができるようになりたいと考えています。

