ゼミ活動での農業プロジェクト 社会環境学部 社会環境学科 4年 米山 拳世

理学・工学的目線を養って
高校理科教員を目指したい

高校2年生の頃から高校の理科の教員になりたいと思っていました。常葉大学の中でも社会環境学部を選んだのは、高等学校教諭一種免許状(理科)を取ることができるだけでなく、理学・工学の目線で環境や防災について考えるという特色にも魅力を感じたからです。

ゼミでSDGsを学び
耕作放棄地で野菜作り

今、ゼミ活動で耕作放棄地を活用した農業を行い、主に富士市や富士宮市で米・サツマイモ・大豆を育てています。育てた大豆を使っておからの出ない豆腐や味噌を作り、企業のイベントやお祭りで販売します。さつまいもや豆腐は学校の給食としても提供しました。
寒い日や暑い日、雨の日も農作業に出たり、農機の使い方に慣れず作業に時間がかかってしまったりと、作物は簡単にはできません。しかし仲間や農家の方々とコミュニケーションを取りながら作業するのは、大変でもとても楽しく感じ、新たな価値観の習得や学びに繋がります。
この活動の内容はイオンタウン富士南店で行われたSDGs宣言発表会で発表し、SNSなどでも広報をしています。また農業の他にも空き家を有効活用した古民家フェスティバルや企業のイベントでのボランティアも行っています。

Beyond the Euphoria (幸福感)
評価してもらうためでなく、
多くの人の幸せの実現へ

今まではたくさんの活動に参加し、自分が多くの人に評価してもらえることに幸せを感じていたけれど、これからは多くの人が幸せや満足感を感じることができる社会の実現に向けて貢献していきたいと思っています。ゼミで学んだように、困難なことにも積極的にチャレンジし、たくさんの人の意見に触れて成長していきたいと思います。

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