平成25年度静岡県スポーツ指導者研修会で講演/稲村欣作教授

静岡県内の日本体育協会公認スポーツ指導者のさらなる資質向上と活動促進及び、指導者の連帯感を深め組織的活用をはかるため、「平成25年度静岡県スポーツ指導者研修会」が、2月9日(日曜日)に静岡市の富士ホール体育館にて開催されます。
研修会では、本学経営学部の稲村欣作教授が「歴史からみたスポーツにおける暴力・体罰問題」を、テーマに講演を行います。

スポーツ指導研修会

バレーボール上級コーチの資格を持つ稲村欣作教授が、静岡市葵区で開かれた県体育協会のスポーツ指導者研修会で講演し、「スポーツの現場では体罰という暴力を排除するべきだ」と訴えました。
稲村教授は部活動で体罰が生まれたのは、勝利至上主義を背景に軍隊式のしごきが持ちこまれた結果だと分析。学校教育法に基づき「体罰は法的にも認められない」と強調しました。
また、体罰が認められない理由を歴史的観点からも理論的に解説。ルールを定めて技能が勝敗を左右するようにし、古代のスポーツの暴力的要素を排除したのが近代スポーツの起源だと指摘し、その上で「だからこそ暴力が存在することがあってはならない」と述べました。
大成したコーチの共通性にも触れ「うまいコーチはよく褒めている」と助言し、県内の指導者約160人が熱心に耳を傾けました。