「医学と生物学」に論文発表/有馬教授,村上准教授ら

健康プロデュース学部の有馬義貴教授、村上高康准教授、中澤寛元准教授が医学と生物学157(6)において論文発表をしました。

「刺さない鍼・刺す鍼・灸が局所皮膚表面血流に及ぼす影響」

皮膚刺激ツールが、刺す鍼と同3様の局所皮膚表面血流増加反応を示す現象を
レーザースペックル血流計で観察しました。

「手首式血圧計による脈診の客観化に関する基礎的研究」

東洋医学の脈診における浮、沈、遅、数、虚、実の判定材料となる指標を
手首式血圧計のカフ圧データから算出し、その再現性と検出力を検討しました。

「The effect of manual acupuncture stimulation on motor evoked potential induced by a transcranial magnetic stimulation(マニュアル鍼刺激の経頭蓋磁気刺激による運動誘発電位に対する影響」

鍼刺激の運動機能に及ぼす影響について経頭蓋磁気刺激により誘発される人運動誘発電位を指標として検討し、右第一背側骨間筋への鍼刺激が同筋の運動誘発電位の振幅を有意に抑制することを観察しました。