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研究活動上の不正行為に関する調査結果について


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本学に在籍していた教員が発表した論文28報(単著又は共著)について、文部科学省及び日本学術振興会に対して研究不正に関する告発があり、その告発の回付を受け、他大学との合同本調査会及び本学のみの調査委員会を設置し、調査を行ってまいりました。
その結果、研究活動上の不正行為(サラミ出版、多重投稿、不適切なオーサーシップ)を認定いたしましたので、その概要を公表いたします。

本学では、「常葉大学研究行動規範」等を定め、公正な研究活動の遂行に努めてまいりました。
しかしながら、このような研究不正が発生したことは大変遺憾であり、本学の教育・研究に対する信頼を損なう結果となりました。深くお詫び申し上げますとともに、今回の事案を厳粛に受け止め、研究倫理に関する取組みをなお一層徹底し、再発防止に努めてまいります。
1.経緯
平成31年4月26日、7報の論文に関して、多重投稿の恐れありとする内容の告発の回付、同年5月7日、3報の論文に関して、多重投稿の恐れありとする内容の告発の回付、同年7月26日、18報の論文に関して、著しい内容の重複の疑いありとする内容の告発の回付を受け、本学及び他大学において予備調査を行った。

2.本調査の実施
予備調査の結果を受けて、他大学との合同本調査会及び本学のみの調査委員会を設置し、本調査を行った。合同本調査会及び調査委員会は、大学から選出された委員及び大学に属さない外部有識者(第三者委員)の構成とした。

3.調査結果
調査の結果、研究活動上の不正行為(サラミ出版21報、多重投稿及び不適切なオーサーシップ1報、多重投稿2報)を認定し、当該研究者に対して不正行為を認定した論文の取下げ勧告を行った。

4.再発防止策
今後、このような不正行為が発生することのないよう、最高管理責任者である学長を筆頭に、研究担当副学長、研究倫理担当副学長、学部長及び研究科科長が研究倫理教育に責任を持ち、全学的な研究不正の防止及び研究倫理意識の醸成に取り組む。
本事案に関する調査報告会や研究倫理に関する研修会を開催し、教職員に対し注意喚起の機会を設け、研究者倫理の向上及び不正行為防止の意識を高める。
「常葉大学及び常葉大学短期大学部における研究活動及び研究費等に関する取扱規程」の一部を改正し、研究活動における不適切な行為を含む研究不正の定義を明確にし、また、教職員等に対して資料、情報及びデータ等の利用や管理について適切な措置を求め、研究活動における遵守すべき教職員の責務を規定する等、規程の整備を行った。
令和4年4月13日 
学 長 江藤 秀一 

お問い合わせ先

大学・短大本部事務局学長室
TEL:054-297-6120
Mail:gakucho(@を挿入)tokoha-u.ac.jp

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