学生生活の手引き―…109…―〔ハラスメントの種類〕〔セクシュアル・ハラスメントのパターン〕⑴ ハラスメントとは ハラスメント(harassment)とは、一般に、相手に不快感を与えるような「嫌がらせ」を意味します。そのような言動は人間の尊厳を傷つける「人権侵害行為」であり、特に地位や立場を利用して行われるハラスメントは許されるものではありません。① セクシュアル・ハラスメント:他者を不快にさせる性的な言動(嫌がらせ)② アカデミック・ハラスメント:教育 ・ 研究の場で行われる客観的に見て正当性のない言動(嫌がらせ)③ パワー・ハラスメント:職場の権限を背景とする客観的に見て正当性のない言動(嫌がらせ)④ その他のハラスメント 学生の皆さんは、すべてのハラスメントの被害を受ける可能性があります。また、学生間ではセクシュアル・ハラスメントの加害者・被害者になる可能性があります。⑵ ハラスメントの加害者にならないために ハラスメントの加害者にならないためには、相手の不快感に対して敏感になることが大切です。自分ではハラスメントに当たらないと思っても、相手が不快に感じればハラスメントになる場合があります。例えば、ある場合には全く問題がないと思われる言動でも、その場の雰囲気・状況(TPO)によってはセクシュアル・ハラスメントになる場合があります。ハラスメントは各自の人間としての品性が問われる問題ですから、最大限の注意を払う必要があります。① 地位利用型 相手が断れない弱い立場にいることを利用して、性的な接触や性的な関係を迫るパターン。例えば、教職員・学生、先輩・後輩、上司・部下などの力関係を利用して、性的な誘いや嫌がらせを繰り返す。② 対価型 性的な接触や性的な関係をもつことを、指導する条件にしたり、よい評価や待遇を与える条件にしたりするパターン。③ 環境型 卑猥な写真・図画等を壁に貼り、教育・研究環境を悪化させるパターン。性的な含意のある行動で、職場環境・教育環境を悪化させる。⑶ ハラスメントの被害を受けたと感じたら ハラスメントの被害を受けたと感じたら、以下のような行動をとりましょう。〔ハラスメントの被害を受けたとき〕① 記録をとる 日時、場所、状況、どんな行為をされたか、どんなことを言われたか等、できるだけ詳細な記録を取っておく。そこに居合わせた人たちの証言も重要となる。自分の気持ち、自分や他の人たちの対応などを書き留めておく。② 相談する どうして良いか分からないときは、一人で悩まず、我慢せず、周囲の信頼できる人や相談受付担当者・学生課・学生支援センター・保健室に相談する。勇気をもって協力を求めることが重要である。 ストーカー行為や脅迫、性的に不快な内容の E メールなどがあったら、急いで対策を考える必要があります。迷わずにハラスメント相談受付担当者に相談してください。ハラスメント対策委員会は、支援と救済のために事案を審議し、問題の解決を図ります。⑷ ハラスメント相談窓口 常葉大学では、学生課・学生支援センターほか、多様なハラスメント相談窓口を設けています。ハラスメントでお悩みの方は、一人で悩まずに相談受付担当者にお話しください。 ハラスメント相談受付担当者は、学生課の掲示板・ホームページで確認できます。 学生生活において、わからないことや困ったことがあったら指導教員やクラス担任、または、学生支援センター、大学事務局の各窓口に質問・相談をしてください。オフィスアワーを利用して指導教員以外の教員に質問・相談することも可能です。ハラスメントについて 常葉大学では、大学におけるハラスメントに関する防止対策等を検討するとともに、問題が発生した場合に解決のための適切な対応策を講じるため、「ハラスメント対策委員会」を設置しています。大学への質問・相談について◆指導教員制度 指導教員制度は、学生が講義以外に教員と膝を交えて語り合い、また学業上の諸問題、一身上のことなど、修学中に起こる色々な問題について、相談をし、適切な指導・助言を得られるようにする意図から設けられている制度です。(ハラスメント規程対策参照)
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