学生便覧_大学院2026
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各大学院研究科の目的と理念、履修等- 32 - 現代の社会においては、既存の学問分野でいうところの「環境」と「防災」の各々の領域のみで、環境問題ならびに防災問題の研究教育を行っていくことには限界が存在することは明らかである。災害と環境問題、さらにその双方が影響し合って生ずる被災発生のメカニズムの解明や人間社会に与える影響評価、被災後の復興や環境復元のプロセスを解明するためには、既存の学問分野にとらわれず、双方の学問分野の関連性を包括する学際的な視点から、自然環境と共生できる持続可能な社会の発展のあり方を再考することが求められており、一つの研究科において研究教育を行う意義は極めて高い。 自然災害は地球ダイナミクスによって発生する現象であるが、被害を蒙るのは人間社会である。災害により受けた様々な態様の被害による人間社会が受ける被災の機構を究明し、また人間社会が立ち直っていく過程を解明し、来るべき災害や環境問題に対し事前にどのように備え、立ち向かっていくかを明らかにすることは、日本、近隣のアジア諸国のみならず、世界全体における課題である。 本研究科は上述した課題の研究教育を目的として設置され、理工学のみならず、社会学等幅広い分野の学際的総合的な研究により、環境問題と防災問題の相互関連性を理解し、「環境」を重視した専門的知識ならびに、「防災」を重視した専門的知識の教育研究を行うことにより、災害と環境の変化に対して立ち向かう社会のリーダー育成を目的とする。の育成を目的として、複数専門分野の教員による学際的な授業と研究指導を展開していく。そのため、アドミッションポリシーに基づき入学者の選抜において求める院生像は以下のとおりである。・環境問題など人間活動が自然に与える影響、安全性などに興味と関心を持ち、専門的職業人として持続的に発展可能な社会の形成、人間社会と共生できる環境の実現などに貢献したい人。・緊急の事態に対する危機管理、災害復旧復興等の行政・社会制度などに興味を持ち、専門的職業人として安全・安心な社会システムの形成に指導的役割を果たしたい人。・専門的職業人として活動できるための豊かな教養、十分な学力とコミュニケーション能力を持ち、学び研究する姿勢と論理的で柔軟な思考能力を持つ人。ける研究者を志す院生に対しては、それぞれの進む専門分野研究の基礎となる素養を与え、専門分野研究の方法を体得させた後、当該関連分野の後期大学院に進学させ、専門分野での学問的研究の深化を図る。専門的職業人の育成に当たっては、現職者等にも勉学し易い環境を準備する。(環境及び防災を研究教育の 2 つの柱とする) 本研究科では環境の急激な変化によって生ずる災害と、緩慢に推移する事による環境問題に対する人間社会の対応と、安全で安心な人間社会を形成するための計画の在り方を研究教育の目標とする。教育課程の特色としては、「環境」と「防災」を独立した学問分野としてとらえるのではなく、双方の関連性を重視した分野融合的な観点から、「環境問題」と、「防災問題」を解明する能力の育成を目的とし、「環境」及び「防災」を研究教育の柱とする。 このため教育課程においては、「環境」と「防災」の関連性や分野融合の必要性を理解するための教育の基礎となる「共通科目」と、防災問題ならびに環境問題の各々の応用・展開科目にあたる「専門科目」に大別し、「専門科目」は防災に重点を置いた「防災系科目」と、環境に重点を置いた「環境系科目」に分類する。 「防災」においては、自然災害などの外力により人間社会にもたらす影響を、被害の態様の解明ならびに、緊急対応期から復旧 ・ 復興あるいは再生に至るまでの一連のプロセスとして理解し、災害に対応し持続可能な社会を構築していく方策を模索する。人 ・ 地域 ・ 社会の防災力を高めるために求められる緊急の事態に対する危機管理、行政・社会制度の確立の在り方について総合的に研究教育を行い、社会における防災の専門職及び防災リーダーを育成する。 「環境 」 においては、人間活動が広がり様々な開発行為が進むに従って、環境破壊や大規模な災害が発生し、これらが持続可能な社会の実現を阻む要因を生み出していることから、都市や地域において人間社会が地域環境と共生し、災害を引き起こさない開発のあり方、環境保全や開発技術、環境政策のあり方等についての理学、工学、社会科学と地域社会を結びつける方法を学ぶ。(環境・防災に関する共通科目、防災に関する科目、環境に関する科目からの選択) 本研究科の院生は、「共通科目」、「防災に関する科目」、「環境に関する科目」から、それぞれの指向、進路に応じて授業をア 入学者受入方針(アドミッション・ポリシー) 環境防災研究科では、環境や防災など現代社会が直面するさまざまな課題を解決していく高度な専門的知識を備えた職業人イ 教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) 本研究科は、現代社会における、当該専門知識を備えた専門的職業人の育成を主たる目的として設置するが、専門分野にお① 目的と理念⑵ 環境防災研究科

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