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災害ボランティアセンター立ち上げ訓練が開催されました

浜松キャンパスの社会貢献・ボランティアセンター「HUVOC」が2月13日(土曜日)、「災害ボランティアセンター立ち上げ訓練」を実施しました。
災害ボランティアセンターは、災害が起こった際、被災された方のニーズとボランティアをマッチングさせ、スムーズなボランティア活動を支援するために設置されるもので、今回、南海トラフ巨大地震が起こった想定で、浜松市北区災害ボランティアセンターのサテライトとして、大学内に立ち上げる訓練を行いました。

この日は、浜松市の都田地区自治会の方、北区役所、浜松市社会福祉協議会、北区災害ボランティアコーディネーターの方、他大学の学生、本学の学生・教職員など約150名が参加し、それぞれがスタッフまたはボランティアに扮して、シュミレーションを行いました。
訓練の前には、各団体の代表者がそれぞれの取り組みや課題について報告しました。北区役所・区振興課 山本氏は「行政がやれることは限られている。発災時は自主避難ができることが大切。ただ、自助といってもできることは限られているので、ボランティアの力を借りることは大切」と話しました。浜松市社会福祉協議会 鈴木氏は「たくさんのボランティアや物資が集まっても必要なところに届かなければ意味がない。災害時には自分たちだけでなく他の力をうまく使い、繋げることが必要」と話しました。

訓練で、参加者はボランティア活動に向かうまでの手順を確認し、スタッフは受付、ニーズ、マッチング、オリエンテーション、資材班、救護班に分かれ、各セクションの役割を確認しました。また、災害が起こった際には関係者間の情報共有が重要のため、発災から3日後、1週間後を想定した防災円卓会議も実施しました。
訓練の最後には、都田地区自治会長の方々からこの地域の特徴と課題、大学に期待することが報告され、高齢化率の高いこの地区では、学生の若い力に期待する声や、浜松キャンパスは栄養、保育、医療系を学ぶ学生がいるということで、さまざまな支援ができるのでは、と期待されました。
この機会は学生にとっても学びの場となり、改めて災害時は顔の見える関係づくりが大切で、今後も大学と地域の連携は必要だと確認されました。