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地域で活躍する卒業生 黒田康平さん

理学療法士として人を助けること
私が理学療法士を志したのは、高校時代に硬式テニス部で怪我をしてしまったことがきっかけです。そこではじめて理学療法士という職業を知り、元々医療の分野に関心があったこともあり、静岡理学療法学科に入学しました。授業で行ったグループでの実習では、対話することで自分の知らなかった知識や考えられなかった可能性を発見し、問題解決の可能性が広がることを実感しました。

生活の保障と心のケア
今私が意識していることは、患者様の退院後の生活を第一に考え、リハビリテーションの中で動作指導や生活指導を実施していくことです。少しでも生活リスクを減らし、自立して日常生活が、行えるような指導を心掛けています。また、患者様の中には発症のショックなどによって治療に対する意欲が低下してしまう方もいらっしゃいます。そういった患者様の気持ちに寄り添い、どのように介入したら良いか、治療を進めたら良いかの判断をすることもとても重要です。

相手の立場になって考えること
現在の社会は、多様な価値観や生き方が認められていても、誰もが輝ける社会にはまだ遠いものではないかと感じます。障害のある方に対する意識も変わり、バリアフリーの考え方やそれに関わる社会制度も徐々に変わってきていますが、生活レベルでの意識改革はまだ充分ではありません。目指す社会の実現のためには、どのようなことが障害となり得るかを患者様から聞き、相手の立場になって考えることが大切だと思います。普段私たちが気にしていない場所も、患者様にとっては大きな障害となるからです。

異なる価値観との折り合いをつけられる人に
社会に出ると、大学よりもフィールドが広がり世代も立場も違う人と関わる機会がぐんと増えます。私はそのような「違う価値観を持つ人」というのは「自分の知らないことを教えてくれる人」だと考えています。まずはコミュニケーションをしっかり取り、そしてさまざまなことを吸収し、学ぼうとする姿勢が大切だと思います。この姿勢を忘れず、自己研鑽を続けていきます。