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社会環境学部 公開講座が開催されました


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地域包括連携協定を締結する松崎町で10月1日(土曜日)、本学社会環境学部の公開講座「災害リスクといかに向き合うのか~防災と地域づくり」が開催され、約60名の地域住民の方々などが参加しました。
基調講演では社会環境学部の阿部郁男教授が「松崎町を襲う津波の特性を知り、対策を考えるための基礎知識」と題して、津波の発生場所や規模、地域特性によって被害が大きく変わること、また、津波の被害を防ぐためにはどのような対策が有効なのか、さまざまな対策によって松崎町の被害がどのように変わるのかについて具体的な事例に基づいて報告されました。

続いて社会環境学部の小村隆史准教授は「巨大災害のリスクを織り込んだ地域づくりを松崎町で考えるなら」と題して、南海トラフ地震という「時代の宿命」から逃れられないことを前提にしつつ、予定されている巨大災害までの20年という時間的猶予を生かして、松崎町の防災のあり方や今後の地域づくりで注意すべきことについて報告されました。
防災と地域づくりをテーマとする講演に続いて、後半は参加者も交えた総合討論が行われ、終始、活発な意見交換がなされました。当日は、松崎町をはじめ、下田市、浜松市、沼津市、静岡市からの参加者もあり、対岸支援のあり方を考える貴重な場となりました。
今回、公開講座に先立ち、小村准教授による防災ワークショップも開催され、日本全図、伊豆半島、松崎町の地図を活用して、災害被害についてリアルにスケール感を持って、20名の参加者が松崎町の防災のあり方について考えました。


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