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学部・大学院


教育方針

確固たる専門性を基盤に、人々の健康をプロデュースできる人に。

健康プロデュース学部には、健康栄養学科、こども健康学科、心身マネジメント学科、健康鍼灸学科、健康柔道整復学科の5つの学科があります。5つの学科は、それぞれ学科固有の確固たる専門性を基盤とし、「健康」という共通の土俵に立ち教育・研究を展開しています。
健康栄養学科は食・栄養の側面から、こども健康学科は保育・幼児教育の側面から、心身マネジメント学科は人間科学・スポーツの側面から、健康鍼灸学科は東洋医学の側面から、健康柔道整復学科はけが予防・治療の側面から、個人・集団・組織における健康づくりや人々のQOL(Quality of Life)向上に資することのできる人材を育成しています。
健康プロデュース学部長
山崎 秀夫


アドミッション・ポリシー

健康プロデュース学部は、各学科が健康というキーワードを共有し、専門分野を追究しています。各学科の特性を十分理解し、意欲と能力を備えた学生を求めます。
健康栄養学科健康栄養学科では、具体的に次のような学生を求めます。
  • 管理栄養士、栄養教諭の資格に関心があり、資格を取ることに意欲があり、地域に貢献したい者
  • 人とのコミュニケーションをとることができ、保健・医療・福祉・食品産業などの分野で食を通した健康づくりの専門家として教育や指導、栄養管理に貢献したい意欲のある者
  • 食と健康や疾病について科学的に研究したい者
こども健康学科こども健康学科では、具体的に次のような学生を求めます。
  • 子どもの健康な生活や遊びに興味関心や問題意識を持ちながら、子どもに関わる職業に就くことを熱望し、その夢の実現に向けた不断の努力を惜しまない者
  • 他者とのコミュニケーションを積極的に取ろうとする意欲があり、そのためのスキルアップに努めることができる者
心身マネジメント
学科
心身マネジメント学科では、具体的に次のような学生を求めます。
  • 「身体」「心理」とそれを補完する「社会」の3分野を健康学の視点から幅広く学び、それらを基盤として、将来、スポーツ、医療、福祉、教育といった健康に関わる現場及び社会の様々な環境で、自己の活躍の場を探し出し、見極めることができるようになりたい者
健康鍼灸学科健康鍼灸学科では、具体的に次のような学生を求めます。
  • 鍼灸師の仕事・国家資格に関心があり、その知識・技術の習得と資格取得に意欲のある者
  • 現代医学と東洋医学の基礎知識、鍼灸の知識と技術を、生きていく術として活用したい者
  • 鍼灸を基軸として健康・運動・疾病について科学的に研究したい者
健康柔道整復学科健康柔道整復学科では、具体的に次のような学生を求めます。
  • 柔道整復師という国家資格に関心が深く、資格取得および質の高い教育を受けることに意欲のある者
  • 運動器の障害や損傷に対する伝統的医術の進化、発展や社会貢献に努力することを惜しまない者
  • 国民の健康のあり方を学び、柔道整復を基軸として健康・運動・疾病について科学的に研究したい者

カリキュラム・ポリシー

「健康」をテーマに人と社会に関わることになる学部学生の人間性を高める学部共通の選択科目として、教養文化領域、スポーツ領域、コミュニケーション領域について以下の25科目を配置する。
教養文化領域は複雑多岐にわたる価値観を持つ人と社会へ対応するために10科目、スポーツ領域は全学共通科目としての体育系科目とは別に健康維持・増進及びスポーツについての理解を深めるための5科目を配置する。コミュニケーション領域は、世界共通言語としての英語コミュニケーション4科目は全学共通科目となっているため、学部共通科目では英語以外の語学教養を身に付けられるように幅広い選択肢を設け、総合的な語学力を習得するとともに異文化・国際理解、コミュニケーションの意味やその重要性の理解を深めるための8科目と、健康的な生活を支援する専門的教養として「手話」「点字」の2科目、計10科目を配置する。
健康栄養学科栄養士免許ならびに管理栄養士受験資格の取得を基盤に授業科目を配置する。
専門分野では「専門基礎」と「専門分野」に大別し、科目間知識の融合、基礎から実践への活用ができるよう体系的に科目を配置する。専門基礎分野では、「学科基礎科目」、「社会・環境と健康」、「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」、「食べ物と健康」において講義及び実験実習を行い、基礎的専門知識を養う。専門分野では「基礎栄養学」、「応用栄養学」、「栄養教育論」、「臨床栄養学」、「公衆栄養学」、「給食経営管理論」において講義、演習、実験・実習により技能の修得と向上を図る。さらに「総合演習」、「臨地実習」により専門知識と技能を統合し、実践力を養う。また、栄養教諭一種免許、フードスペシャリスト受験資格取得に関する授業科目も配置する。
こども健康学科専門教育は、科目群を「基礎理論系科目」と「基礎演習系科目」及び、学生一人ひとりの興味関心や進路希望による広範な選択肢をもつ「応用理論系科目」「教育内容・方法論系科目」「応用演習系科目」「専門演習系科目」「総合表現活動演習系科目」「実習系科目」「社会体験実習」という合計9つの科目群に分け、各科目間における相互の関連や連携に留意しつつ、教育課程を構成し体系化する。基礎理論系科目及び基礎演習系科目の授業は、専門教育の基礎を構築させることを目的としたものであり、主に、1・2年次に展開し、多くの必修科目を配置する。
心身マネジメント
学科
心身マネジメント学科では、健康づくり、スポーツ、医療・福祉、教育など、さまざまな分野で活躍し、地域社会等における健康づくりやスポーツの発展に貢献できる人材を養成するために、「身体」と「心理」の領域を中核としながら人間を取り巻く「社会」の領域まで含めた科目を体系的に学ぶことができるように配置する。
「基幹科目」では、運動生理、解剖、スポーツ、心理、社会、文化などの視点から基本的な学びの根幹を形成する7つの必修科目を配置する。さらに、「身体」領域10科目、「心理」領域8科目、「社会」領域6科目を配置する。このうち「身体」「心理」領域は8単位以上、「社会」領域は6単位以上を選択必修として、3領域の学びを総合的に修得し、上級学年における専門性の高い学習に向けての土台を形成する。
「発展科目」では、「身体」領域34科目、「心理」領域10科目、「社会」領域12科目を配置し、学生は自分自身の将来像を意識しながら目指す進路に応じた専門的な学びを深めてゆく。各領域において、専門性の高い知識や理論を理解するとともに、高度な実践力も身につけることができるように演習や実技科目を体系的に配置する。
そうして修得した知識や技能を統合し、課題や問題を自ら発見し、解決に向けて取り組む態度を育成するために、「専門科目」として専門演習および卒業研究を必修科目として配置する。
健康鍼灸学科鍼灸師に必要な現代医学の基礎・専門知識を習得するため、解剖学、生理学、臨床医学等の分野を含む基礎医学科目を配置する。
健康を視点に定めた鍼灸学の専門知識・診断法・治療技術・治療効果の評価が体系的に学習できるよう、基礎実習、臨床実習を含む鍼灸学科目を配置する。
専門知識と実技での学びを総合的・総括的・立体的に再構築し、鍼灸学を様々な分野へ展開するため、専門演習科目を配置する。
社会の健康に対するニーズに実践的に応える健康運動・体作りに関する知識と技術を習得するため、健康運動学科目を配置する。
健康柔道整復学科日本の伝統医療から生まれた柔道整復学を、西洋医学をベースとした科学的思考に基づく学問分野として原理的に理解できるよう、必要な基礎科目を配置する。
基礎科目の選定に関しては、被治療者に対する治療方針の説明責任を完全に果たすために必要となる各種基礎科目を特に選び出して配置する。
最上の医療を提供するために、他の医療従事者(医師、歯科医師、看護師、理学療法士、作業療法士、薬剤師など)との綿密な連携に必須となる科学的基礎知識、医学的基礎・応用知識を習得するための科目をバランスよく配置する。

ディプロマ・ポリシー

知識・理解
    
「健康」に関する基礎的知識を持ち、時代の要請や人々の価値観によって変化する健康概念を理解している。
思考・判断新しい健康観とはどのようなものか、多様な視点から大局的に考えることができる。
関心・意欲
    
新しい健康観を創り出すことに関心を持ち、そのために必要な知識や技能を獲得し、向上させる意欲を持つことができる。
態度
「健康」を創り出す専門家としての実践力を高める努力を継続することができる。
技能・表現「健康」を創り出すために獲得した知識・スキルを、人と社会のために活用することができる。

健康栄養学科知識・理解
  • 食や健康・栄養に関する基本的な知識と能力を身につけており、他者と議論することによって理解を深めることができる。
  • 食品の機能、調理及び人体に関する知識・技能を有し、それらを統合して活用する能力を身につけている。
思考・判断
  • 食や健康・栄養に関する基本的な知識をもとに現実を直視し、理想と現実の間に問題を発見し、解決ができる能力を身につけている。
  • 食に関する専門職としての必要な知識・技能を有し、それらを統合的に考えることができる。
関心・意欲
  • 健康のために不可欠な、食の面からのサポートを創造しようとする意欲を持つことができる。
  • 食や栄養と健康に関する事象を、多様な領域と関連付けながら、より深く追求しようという意欲を持つことができる。
態度
  • 誠実で礼儀正しく、真理を探求しようとする努力を継続することができる。
  • 日々、自己研鑚を積み、人の尊厳とありかたについての理解を深め、尊重し受け入れようと努力することができる。
  • 他者とのコミュニケーションを図り、円滑な人間関係を構築することができる。
技能・表現
  • 食や健康・栄養に関して修得した専門的知識や技能を活用し、論理的かつ分かりやすく説明することができる。
  • 地場産品を用いた商品開発、地域住民対象の健康づくり事業、食育活動の推進などに獲得した知識・スキルを活用できる能力を身につけている。

こども健康学科知識・理解
  • 保育専門職としての確かな専門性を身につけている。
  • 21世紀の保育や健康課題に対処するために必要な知識を身につけている。
思考・判断
  • 保育専門職として相応しい職業倫理観を持っている。
  • 地域社会のために幅広い視野で問題解決できる。
関心・意欲
  • いろいろなことに「気づく目」「感じる心」を持っている。
  • 現代社会の様々な問題に関心を持ち、専門職として考え、意欲的に行動できる。
態度
  • 保育専門職として、子どもの健康に関する様々な問題を総合的に把握することができる。
  • 豊かな人間性を備えた未来志向の実践者として努力することができる。
技能・表現
  • 獲得した知識とスキルを活用して、家庭や地域と連携し、子どもを健全に育むことができる。

心身
マネジメント 
学科
知識・理解
  • 時代の要請や人々の価値観によって変化する健康や体育・スポーツの概念についての基礎的知識を理解している。
  • 理論面、実践面の両面から健康や体育・スポーツを捉えることのできる広い視野を身につけている。
  • 得意とする分野において求められる高度で専門性の高い知識や技能を修得している。
思考・判断
  • 新しい健康観とはどのようなものか、あるいは競技者のサポートやスポーツ振興の要点とはどのようなものかを、多様な視点から大局的に考えることができる。
  • 個々の課題や問題について考察し、それらを解決するための適切なアプローチを判断し選択することができる。
関心・意欲
  • 心身の健康づくりや競技力の発揮・向上、体育・スポーツと社会や文化との関係性に興味関心を持ち、主体的かつ計画的に課題や問題の解決に取り組むことができる。
  • 得意とする分野以外にも幅広くアンテナを張り、専門的な実践力をさらに高めるために活かすことができる。
態度
  • 成果を生み出す人間関係を構築するコミュニケーション能力を有するとともに、求められる場に応じてリーダーシップを発揮し、社会の一員として適切に振る舞うことができる。
  • 関係者同士の立場や考え方を尊重し、連携を図りながら、個人や集団、あるいは地域社会等における健康増進・健康創造、競技力の発揮・向上やスポーツ振興等に貢献することができる。
技能・表現
  • 健康やスポーツに関するさまざまな課題について、修得した専門的知識や技能を総合的に活用・応用し、わかりやすく説明し実践することができる。
  • 子どもから高齢者まであらゆる年齢層に応じて、あるいは疾病・障害の有無を問わず、さまざまな健康レベルや競技レベルに合わせて、効果的な指導や支援を行うことができる。

健康鍼灸学科 知識・理解
  • 医療や健康の対象者である「個」を理解している。
  • 文化や社会情勢に対する幅広い知識を身につけている。
  • 専門職として必要な現代医学と東洋医学の知識を身につけている。
思考・判断
  • 鍼灸を基軸として、健康、運動、疾病について科学的に研究し、現代医学と東洋医学の知識を融合させた思考ができる。
  • 現代医学的な鍼灸技術と東洋医学的な鍼灸技術の共通点、相違点を理解し、客観的な視点に立って治療効果を判断できる。
関心・意欲
  • 医療にとどまらず、介護福祉、スポーツ健康産業、美容、カウンセリング、研究など様々な分野へ鍼灸学を展開することに興味、関心を持つことができる。
  • 東洋医学的視点と鍼灸技術とを手段として活用し、個の健康に対するニーズに応えることができる。
態度
  • 医療人としてのモラル、マナー、礼儀を身につけ、実践できる。
  • 高い倫理観を備え、他者から信頼を得ることができる。
  • 情報収集能力、コミュニケーション能力を持ち、論理的かつ創造的な思考ができる。
技能・表現
  • 定期的なレポート作成、卒業研究などを通して、学びの結果や主張を表現できる。
  • 東西医学を融合した集学的治療を実践活用できる。
  • 保健医療活動について広い視野に基づく判断力を持ち、地域社会に貢献することができる。

健康柔道整復学科知識・理解
  • 西洋医学を土台とした近代「柔道整復学」の成り立ちと学問内容を十分に理解できる。
  • 柔道整復師国家試験に必要とされる充分な知識を身につけ、結果として、国家試験に合格できる実力を備えている。
  • 実際の臨床の場において、疾患を正確に理解することができ、被治療者に適切にわかりやすく説明できる能力を身につけている。
思考・判断
  • 臨床の場において、対象となる被治療者にもっとも適した治療方針を立て、それに沿った治療方法を自ら選択し、適切に治療を実施できる。
  • 対象となる疾病の予後や合併症を十分理解したうえで、QOL(生活の質)を向上させるために必要と思われる適切な生活指導ができる。
関心・意欲
  • 柔道整復学領域のみではなく、その修得に必要とされる幅広い周辺の医学分野全般に強い関心をもつことができる。
  • その必要性を理解した上で、必須とされる知識の探求を意欲的に行い、積極的にチーム医療に参加することができる。
態度
  • 医療従事者としてふさわしい態度で、すべての世代にわたる被治療者に接することができる。
  • 他の医療従事者と適切なコミュニケーション関係を構築することができる。
  • 地域に根ざした身近な医療従事者として地域医療に貢献できる。
技能・表現
  • 整形外科的徒手検査法や、機器の操作に習熟し、包帯法を適切に行うことができる。
  • それぞれの部位による骨折・脱臼・捻挫に対して適切な診断と、望ましい整復法・固定法の治療ができる。