造形学部長からのメッセージ
将来アーティストやデザイナーになるためには、美大や専門の学部を備えた四年生大学、短大、専門学校などで勉強するのがいちばんの近道でしょう。それらの学校の入学案内を開けば、そこには大抵、ヨコ文字の職業名がズラリと並んでいるはずです。イラストレーター、グラフィックデザイナー、マルチメディアクリエイター、プロダクトデザイナー、Webデザイナー…。そして、それらの職業名がそのまま専攻コース名になっている場合が多いでしょう。でも、ちょっと待ってください。高校までイラストを描くのが好きだった人はイラストレーターコースに進む、と決めてしまうのは早すぎないでしょうか。
そこで、常葉大の造形学部造形学科をよく観察してみてください。名前の示すように一学部一学科でスタートラインはみな同じです。一年次に造形(平面・立体)、デザイン(平面・立体)の基礎を全員が学びます。色彩計画、デッサン実習、コンピュータ造形基礎演習も学部共通科目です。これらの科目は伝統的ファインアート=絵画・彫刻・版画の領域で、それにコンピュータを加えると現代のアートシーンで活躍するすべての分野の基礎力が養えるようになっています。
こうして学生は4年間でアートの素養と造形の基本技術をしっかり身につけ、最新のデジタル表現の手法も駆使できるようになります。アートとデザインとの力強い調和で実現するクリエイティブ・コミュニケーション。それが造形学部の目標です。