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津波対策説明会で講演を行いました/阿部郁男准教授

相模湾の下に延びる「相模トラフ」沿いで起きる地震について県が震度や津波の高さの想定を公表したことを受け、伊東市の市観光会館で2月19日(木曜日)、「津波対策説明会」が開かれ、市内の防災関係者や町内会関係者ら約300人を対象に本学社会環境学部の阿部郁男准教授が講演を行いました。
阿部准教授は「相模灘で発生する津波について」という演題で講演し、阿部准教授は東日本大震災での体験を振り返りながら、

  1. 津波到達時間は「津波の発生場所」で決まり、震源での判断は危険
  2. 地震のマグニチュードで単純に判断するのは危険
  3. 小さな地震は発生回数が多く、断層のずれの量が津波の高さの計算の要素――などというポイントを指摘。

考えられる伊東市や熱海市への津波について説明し、そのうえで「施設、情報、避難が一体化した街づくりが大切だ」と強調しました。