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保育関係者研修会で講師を務めました/赤塚めぐみ助教

6月14日(土曜日)に富士市のラ・ホール富士において開催された保育関係者研修会(富士市主催)で、本学保育学部の赤塚めぐみ助教が講師を務めました。「気になる子どもへの対応とクラス運営」というテーマの研修会に、市内の保育関係者約290名が集いました。

近年、保育や教育現場では、発達障害の診断はないが、行動上や理解面において「気になる子」の存在が知られており、その対応に試行錯誤が重ねられています。本研修会では、この「気になる子」をテーマに、気になる行動の背景と対応について理解を深めました。
保育現場では、障害などの支援を要する子どもに対して、保育者を加配する制度があります。実際には、この加配の保育者とクラス担任とのチームワークによって、包括的な保育活動が行われていますが、「気になる子」の中には、さまざまな理由からスムーズに活動に参加できないケースも存在します。このような現状を踏まえ、「気になる子」に対する具体的な支援方法や担任と加配保育者の連携に基づくクラス運営について解説しました。定型発達児とは少し異なる「気になる子」特有の「感じ方」を知ることが、支援の手がかりにつながるという講話に、参加者は熱心に耳を傾けていました。