本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



過去の教員広場

ホーム  > 過去の教員広場  > 静岡新聞NIEに記事が掲載されました/安藤雅之教授

静岡新聞NIEに記事が掲載されました/安藤雅之教授

本学大学院初等教育高度実践研究科の安藤雅之教授の記事が、静岡新聞NIEに掲載されました。
以下、3月1日(土曜日)発行の静岡新聞NIEの記事です。

NIE楽しくやさしく(3)=構成知れば読みやすく

新聞には読みたい記事が探しやすいように、ジャンル別に分けてニュース等が載せられていることをご存じでしょうか。新聞社によっても新聞のつくり(構成)は多種多様ですが、家庭に届けられる新聞を毎日読んでいる方は、きっと新聞がどんなつくりになっているのか経験的に十分ご理解されているはずです。しかし読み慣れていない方にとっては、新聞は極めて複雑かつ羅列的で、文字の多さばかりが目に入り、大変読みづらいものと感じてしまうのかもしれません。

ちょっと紙面の欄外に目を向けてみましょう。日付と一緒に「スポーツ」、「国際」、「地域」等のジャンルが表記されています。新聞を大きく広げなくても欄外の表記だけをぱらぱらめくるだけで、必要な記事を探し出すことができるのです。

また、一面の「インデックス」も大きな助けになります。一面は「新聞の顔」といわれ、その日のもっとも重要な注目記事が掲載されています。しかし、一面には入らなかったさまざまなジャンルの注目記事も多数あります。そのため、注目記事は内容・種類によってページが振り分けられて掲載されることになります。一面の日付等の下には、振り分けられた注目記事の見出しと掲載ページを示した「インデックス」が設けられています。お目当ての記事がある場合、新聞をすぐにめくって探すことができ、手間もかかりません。

さらに、探し出した記事を瞬時に読むことができるしかけもあります。新聞記者が記事を書く場合、大事なことから書くのが原則になっています。一番重要なことは冒頭の第一段落に詰め込まれているため、記事は最後まで読まないとわからないということはありません。最初の段落だけさっと読んで次の記事へ、という読み方も可能なのです。

新聞のつくりを知ることによって、新聞を読む楽しさを広げ、「ひと・もの・こと」に対する興味や関心を一層高め、よき情報の使い手となることができるのです。
(3月1日 静岡新聞NIE掲載)