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経営情報システム研究所の研究会が開催されました

本学・経営情報システム研究所の研究会が、11月18日(月曜日)盛会裡に開催されました。

<研究会の概要>
今回は第1回の研究会で、静岡県東部地区中小企業を対象に実証分析がなされたものと、SNSのアンケート調査結果に基づく実証分析がなされたもの2件の発表がなされました。概要は下記の通りです。各々活発な質疑応答がありました。



1.13時40分–15時00分 「静岡県東部地区中小企業の特徴と経営理念
              ―東京商工リサーチTSRと各社HPによる実証分析」

             常葉大学 経営学部 教授 安達 明久

静岡県東部(静岡市、富士市等 計10市11町)に本社を置く中小企業約1600社について、東京商工リサーチの企業データベースTSRを基に22の観点からユニークな活動を行っている「元気な中小企業」を抽出した結果を紹介された。
さらに、社歴50年以上の長寿企業(約100社)について、その経営理念を各社HPより抽出整理し、経営理念の明確化・内容の在り方と、企業業績の間の相関関係について実証的な分析を行った結果を報告された。結論としては、長寿企業のうち高業績を確保している企業においては、経営理念、特に将来ビジョンを明確に開示している企業が多く存在し、経営理念(将来ビジョン)と企業業績の間に統計的に正の相関関係があることが確認できた。



2.15時10分-16時30分 「SNSの実証分析」
            学校法人常翔学園広報室  油井 毅

Facebook、TwitterなどのSNS(Social Networking Service)は日常生活で必要不可欠なツールになっている。さらに、スマートフォンなどのタブレット端末の普及により、それに付帯した無料通話・メールのアプリケーションであるLINE等も若者を中心に急速に利用者を伸ばしてきており、インターネット上で行われるコミュニケーションやビジネスなどの形態も大きく変化してきている。そこで発表者が2012年にSNS利用者・非利用者を対象にしたアンケート調査結果から、SNSの利用目的、利用を始めたきっかけ、さらには要望事項や課題などを分析。また、ビックデータ活用で注目を集めている、ベイジアンネットワークを利用した分析も紹介された。