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第37回地域安全学会で発表しました/社会環境学部

11月14日(土曜日)に静岡市の静岡県地震防災センターで開かれた第37回地域安全学会研究発表会において、社会環境学部の池田浩敬研究室4年の白井くるみさんがポスター発表を行いました。
大学・研究機関、民間企業の研究者や大学院生に混じり、衛星利用測位システム(GPS)を利用した津波避難行動の基礎調査結果について発表しました。これは地域の有効な津波避難計画づくりに貢献するためのデータの蓄積を目的としたもので、参加した研究者からも多くの質問や関心が寄せられていました。

研究は、津波避難計画策定に必要とされる避難シミュレーションの基礎資料として、住民らの標準的な歩行速度の把握を目指す。沼津市千本常盤町自治会が8月30日の日中と9月15日の夜間の計2回にわたって実施した津波避難訓練時、住民各15人にGPSを携帯してもらい、それぞれ自宅から最寄りの避難場所まで移動する足取りを追跡した。
その結果、歩行速度の平均は日中も夜間も秒速1メートル程度だったが、夜の訓練では街灯や車通りの少ない経路を通った参加者のスピードが日中と比べて明らかに低下した。白井さんは「地震で大規模停電が発生する可能性もある。夜間の歩行速度を考慮してシミュレーションを行う必要があるのでは」との見方を示す。
日中の訓練で歩行速度が秒速0.21メートルと極端に遅い住民もいた。調査後のアンケートを見ると、未就学児の孫を連れた80代の男性と判明。一般住民と要配慮者では、設定を変えてシミュレーションを行い避難計画に反映させる必要性も確認した。