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災害に強いまちづくりのために、地域の方々と学生とが学ぶ防災講座を開講

浜松キャンパス 社会貢献・ボランティアセンター(HUVOC)は10月31日(土曜日)、「私たちにできる防災講座DIG」を開催しました。これは、浜松市北区地域力向上事業「区民参加型『命を守るワークショップ』」の一環で、これまでHUVOCでは、まち歩き、地域の方を交えた円卓会議など地域防災や学生ができることについて学んできました。
今回は、本学社会環境学部小村隆史准教授を講師に迎え、地域の方と地図を囲みながら、災害時の被害想定や災害に関する備えについて勉強会を実施しました。小村准教授は「避難しなくても済む家づくり、まちづくりが大切」と話し、講義では、20年後以降に起こりうる巨大災害の被災想定範囲を示す巨大図を囲みながら被害の大きさをイメージしたあと、今後われわれは何をすべきかを考えました。その後、地域の方、学生、教職員が10のグループに分かれワークを実施。地震発生時に何ができるかそれぞれの意見を出し合い、東日本大震災の時の災害映像を見た後、改めて地震の怖さや被害について意見交換しました。

小村准教授は「学生には、この「時代の宿命」に対し、多くの方にメッセージとして発信してもらいたい、また、地域の方々には、どのような街を次の世代に残すのか、伝えてほしいか… 防災は街づくり、人づくりである」と語られました。
HUVOCでは今後も地域の方々と連携を深める中で、日頃から「顔の見える関係づくり」を行い、本学が災害時において地域に提供できる方策を探っていきたいと思います。